9月19日の誕生花 サルビア・スプレンデンス
サルビア・スプレンデンスは、その名前が示すように、華やかな赤い花をつけ、一見するとその鮮やかさから熱情や情熱を連想させます。その他の色彩のバリエーションとしては、白から深紫までがあります。しかし、その主役はやはり炎のように輝く赤色です。筒状の花は短期間で散ってしまいますが、花の色彩を補うように、赤いガクが長く残るため、花が長く咲いているように見えます。その花の形状からも、燃え上がる情熱を象徴するとも言えるでしょう。また、葉も緑色であり、これが赤い花との鮮やかなコントラストを作り出します。草丈は通常1m程度ですが、矮性種では30-50cm程度まで小型化されています。強さと持続性があり、そのため花壇によく使用されています。
花言葉
サルビア・スプレンデンスの花言葉は「私はあなたを焦がす」です。これはその鮮やかな赤い色彩と燃え上がるような花の形状から由来していると考えられます。恋人たちがお互いに深い愛情を示すため、または自分の情熱を示すためにこの花を贈ることがあります。そのため、花言葉は、愛情の深さや情熱的な感情を象徴するものとなっています。
メッセージ
サルビア・スプレンデンスを贈るときのメッセージは「私の情熱を受け入れてください」です。その鮮烈な色と強烈な形状から、自分の強い感情や情熱を示すことができます。また、その長い花期と強い生命力から、持続的な愛や深い熱意を表現することも可能です。
名称
「サルビア」はラテン語の「salvere(健康、救う)」から来ています。これはサルビアの薬用性に由来していると考えられます。「スプレンデンス」は「輝く、美しい」を意味するラテン語です。一方、日本名の「ヒゴロモソウ」は「緋衣草」の意味で、その緋色の花から名付けられたと考えられます。
その他
サルビア・スプレンデンスは非耐寒性のため、冬の寒さに弱い地域では一年草として扱われますが、暖地では多年草として扱われることもあります。また、その芳香がある葉からは、アロマテラピーなどで利用されるエッセンシャルオイルが抽出されることもあります。このオイルにはリラクゼーション効果があり、ストレス解消や睡眠の質の向上に寄与するとされています。
9月の誕生花
9月の誕生花一覧
- 桔梗(9月1日)
- 昼咲月見草(9月2日)
- コスモス(9月3日)
- セイタカアワダチソウ(9月4日)
- 鶏頭(9月5日)
- 猫のひげ(9月6日)
- ブルースター(9月7日)
- 鳳仙花(9月8日)
- 大菊(9月9日)
- 秋海棠(9月10日)
- ムクゲ(9月11日)
- クレマチス(9月12日)
- カンナ(9月13日)
- リコリス(9月14日)
- 鬼百合(9月15日)
- ペンタス(9月16日)
- 河原決明(9月17日)
- 竜胆(9月18日)
- サルビア・スプレンデス(9月19日)
- 彼岸花(9月20日)
- サンダーソニア(9月21日)
- 茜(9月22日)
- ピレスラム(9月23日)
- エリンジウム(9月24日)
- 紫紺野牡丹(9月25日)
- 蕎麦(9月26日)
- 風船カズラ(9月27日)
- シオン(9月28日)
- 藤袴(9月29日)
- シュウメイギク(9月30日)