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9月7日の誕生花 ルリトウワタ

9月7日の誕生花 ルリトウワタ
ウィキペディアより

 ルリトウワタ(瑠璃唐綿、学名:Oxypetalum coeruleum)は、キョウチクトウ科ガガイモ亜科ルリトウワタ属の一種で、南米のブラジル南部からウルグアイ原産の半蔓性常緑多年草です。この美しい植物は、ブルースター、オキシペタラム、ツイーディアなどの名前でも知られています。暑さに強く、初夏から秋まで咲き続ける耐寒性があり、関東地方南部などの比較的温暖な地域では、霜よけを行えば冬期間でも戸外で越冬することができます。しかし、年々株が老化し、その活力を失うため、2~3年ごとに新しい株に更新することが推奨されています。

花言葉

 ルリトウワタの花言葉は「信じあう心」です。これは、花の色である青が聖母マリアのシンボルカラーであることに由来しています。この花言葉は、信頼と理解を共有し、互いに支え合う関係を象徴しています。

メッセージ

 ルリトウワタを贈る際のメッセージは、「あなたと共に歩む道に、常に信頼と理解があることを願います」というものが適切でしょう。このメッセージは、二人の間の信頼と理解を深めることの重要性を示しています。

名称

 和名の「ルリトウワタ」は、花色が瑠璃色であることと、綿を思わせる繊細な姿から名付けられました。また、「ブルースター」や「オキシペタラム」、「ツイーディア」といった英名は、花の美しい青色や星型を指すことが多いです。

その他

 ルリトウワタは咲き始めの花色が紫がかった薄青色で、次第に青みが強まり、咲き終わりはピンク色を帯びることが特徴です。また、開花後にできる果実は大きな紡錘形をしており、裂けるとふわふわの

 綿毛のついた種が飛びます。これらの種は、ほぼそのまま土に落ちてもよく育つため、ルリトウワタは自然に広がることができます。また、白っぽい茎に粗毛が生えているのも特徴で、茎を切ると出る乳白色の液体には刺激性があり、注意が必要です。この植物は、鉢植えやブーケ、切り花として人気があります。

文化

 ルリトウワタの青い花は、西洋の文化においては、聖母マリアの象徴とされています。そのため、信仰心の深い人々の間では特別な意味を持ち、敬意や尊重のメッセージを込めて贈られることもあります。また、美しい青い色は、純粋さや信頼性を象徴するともされています。