9月7日の誕生花 ルリトウワタ
ルリトウワタ(瑠璃唐綿、学名:Oxypetalum coeruleum)は、キョウチクトウ科ガガイモ亜科ルリトウワタ属の一種で、南米のブラジル南部からウルグアイ原産の半蔓性常緑多年草です。この美しい植物は、ブルースター、オキシペタラム、ツイーディアなどの名前でも知られています。暑さに強く、初夏から秋まで咲き続ける耐寒性があり、関東地方南部などの比較的温暖な地域では、霜よけを行えば冬期間でも戸外で越冬することができます。しかし、年々株が老化し、その活力を失うため、2~3年ごとに新しい株に更新することが推奨されています。
花言葉
ルリトウワタの花言葉は「信じあう心」です。これは、花の色である青が聖母マリアのシンボルカラーであることに由来しています。この花言葉は、信頼と理解を共有し、互いに支え合う関係を象徴しています。
メッセージ
ルリトウワタを贈る際のメッセージは、「あなたと共に歩む道に、常に信頼と理解があることを願います」というものが適切でしょう。このメッセージは、二人の間の信頼と理解を深めることの重要性を示しています。
名称
和名の「ルリトウワタ」は、花色が瑠璃色であることと、綿を思わせる繊細な姿から名付けられました。また、「ブルースター」や「オキシペタラム」、「ツイーディア」といった英名は、花の美しい青色や星型を指すことが多いです。
その他
ルリトウワタは咲き始めの花色が紫がかった薄青色で、次第に青みが強まり、咲き終わりはピンク色を帯びることが特徴です。また、開花後にできる果実は大きな紡錘形をしており、裂けるとふわふわの
綿毛のついた種が飛びます。これらの種は、ほぼそのまま土に落ちてもよく育つため、ルリトウワタは自然に広がることができます。また、白っぽい茎に粗毛が生えているのも特徴で、茎を切ると出る乳白色の液体には刺激性があり、注意が必要です。この植物は、鉢植えやブーケ、切り花として人気があります。
文化
ルリトウワタの青い花は、西洋の文化においては、聖母マリアの象徴とされています。そのため、信仰心の深い人々の間では特別な意味を持ち、敬意や尊重のメッセージを込めて贈られることもあります。また、美しい青い色は、純粋さや信頼性を象徴するともされています。
9月の誕生花
9月の誕生花一覧
- 桔梗(9月1日)
- 昼咲月見草(9月2日)
- コスモス(9月3日)
- セイタカアワダチソウ(9月4日)
- 鶏頭(9月5日)
- 猫のひげ(9月6日)
- ブルースター(9月7日)
- 鳳仙花(9月8日)
- 大菊(9月9日)
- 秋海棠(9月10日)
- ムクゲ(9月11日)
- クレマチス(9月12日)
- カンナ(9月13日)
- リコリス(9月14日)
- 鬼百合(9月15日)
- ペンタス(9月16日)
- 河原決明(9月17日)
- 竜胆(9月18日)
- サルビア・スプレンデス(9月19日)
- 彼岸花(9月20日)
- サンダーソニア(9月21日)
- 茜(9月22日)
- ピレスラム(9月23日)
- エリンジウム(9月24日)
- 紫紺野牡丹(9月25日)
- 蕎麦(9月26日)
- 風船カズラ(9月27日)
- シオン(9月28日)
- 藤袴(9月29日)
- シュウメイギク(9月30日)