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9月27日の誕生花 フウセンカズラ

9月27日の誕生花 フウセンカズラ
ウィキペディアより

 フウセンカズラ(風船葛、学名:Cardiospermum halicacabum)は、ムクロジ科フウセンカズラ属の一種で、つる性の一年草または二年草です。2-3メートルの長さに成長し、三出複葉で長さ5-10センチメートルの葉をつけます。夏から初秋にかけて白い小さな花を咲かせますが、花自体の観賞価値よりも特徴的な果実が評価されています。果実は風船のように膨らみ、熟すと茶色になります。内部には黒色で大粒の種子があり、その種子にはハート形の白い部分があるため、英名では"Balloon Vine"や"Heart Pea"と呼ばれます。元々は全世界の熱帯・亜熱帯地域が原産で、暑さに強く寒さに弱いという特性を持ちます。

花言葉

 フウセンカズラの花言葉は、「解放」や「自由」であり、その由来は風船のように膨らんだ果実が熟すと種子を放出する様子から来ています。これは、果実が風に舞う様子が自由に飛び回る風船に見えることからも生まれた花言葉です。

メッセージ

 フウセンカズラの花を贈る際のメッセージとしては、「自由になることを願っています」や「束縛から解き放たれ、自由に羽ばたいて欲しい」といった願いが込められることが多いです。また、「新たなステージに向かっての解放」を意味することから、新たな人生の節目に立たせる人への贈り物としても適しています。

名称

 和名の「フウセンカズラ」は、果実の風船のような形状に由来しており、「風船」を意味する「フウセン」と、つる性の植物を意味する「カズラ」の二つの言葉が組み合わさっています。また、学名の"Cardiospermum"はギリシャ語の'Kardia'(心臓)と'Sperma'(種子)が組み合わさったもので、「ハートの種子」という意味があります。これは種子のハート形の模様に由来しています。

その他

 フウセンカズラはつる性の植物のため、フェンスや壁面の緑化などに利用されることがあります。成長が早く、夏には大きく成長し、涼しげな緑のカーテンを作り出すことができます。また、風船のように膨らむ果実が風に揺れる様子は、独特の風情を楽しむことができます。