1月6日 カラーの日
1月6日はカラーの日。「カラー」を通して世界中の人たちに元気に活躍してもらうために、一般社団法人ビジネスカラー検定協会が制定し、日本記念日協会が認定した。毎年この日に【カラーで日本を元気にする!Enjoy your color】をスローガンとして、その年のグッドカラーを提案していく。
日付は、「
人間が見分けられる色の数は1000万色程度と言われているが、それらの色によって様々な影響を受ける事が知られている。例えば、青系統の色は食欲減退色と呼ばれ、食欲を無くさせるなどの効果がある。
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色とは、光が物質に当たり反射または透過するときに生じる物理的現象です。人間の視覚において、色は物事を認識し区別するための重要な情報源となります。我々が「色」と認識するものは、実は物質が光を吸収し反射する特性、そしてそれを解釈する私たちの視覚システムの相互作用によって生まれます。色彩の世界は実に幅広く、見えない光(紫外線や赤外線など)から見える光(可視光)まで、様々な波長の光が存在します。
色を理解する上で重要な概念の一つが「色相」です。色相とは、色の基本的な性質であり、青や赤、黄などといった具体的な色を指します。次に、「彩度」です。彩度は色がどれほど鮮やかであるかを表します。高彩度の色は鮮やかで、低彩度の色はくすんだ色といえます。そして、「明度」です。明度は色がどれほど明るいかを表し、高明度の色は明るく、低明度の色は暗い色といえます。これらの三つの要素によって、我々は無数の色を認識・表現することが可能となります。
また、色には心理的な効果もあります。色彩心理学では、特定の色が人間の感情や行動に影響を与えると考えられています。例えば、赤は活力や情熱を、青は平和や安らぎを象徴するとされています。さらに、色は文化によってもさまざまな意味を持つことがあります。ある色がある文化では幸運を意味し、別の文化では不運を意味することもあります。
私自身も色には日々感動しています。朝日が昇り空が朝焼け色に染まる瞬間や、夕日が沈む際の空のグラデーション、春の新緑や秋の紅葉など、自然の色彩は常に私たちを魅了します。また、美術やデザイン、ファッション、料理など、私たちの生活のあらゆるシーンで色は活用されており、それらによって私たちの感情が揺さぶられたり、物事がより魅力的に感じられたりします。これらの経験から、色とは私たちの感情を豊かにし、生活を美しく彩る大切な要素であると言えます。
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一般社団法人ビジネスカラー検定協会は、カラーの知識と活用を推進する団体です。協会のロゴは、スペクトルの虹色をイメージした輪の中に"Business Color"の文字をブルーで配置しています。ブルーの色彩心理は「コミュニケーション」を表し、カラーを通じてコミュニケーションを図ることが協会の目指す世界と一致しています。
ビジネスカラー検定協会は、ビジネスカラー能力検定の主催・運営や広報活動、研修・セミナーの開催などを行っています。協会の理念は、カラーの魅力を発信し、カラーを知り、使い、感じることで社会を元気にすることです。
協会の活動は、カラーに関する知識の検定やセミナーの企画・運営、広報活動など多岐にわたります。ビジネスカラー能力検定は、協会が商標認定を受けた検定資格であり、ビジネスで使用する色彩に関する知識を認定します。