5月25日の誕生石 ブルー・アンバー
ブルー・アンバーは、特殊な蛍光性を持つ琥珀(アンバー)の一種で、通常の光線下では淡黄色から褐色を示す一方、紫外線下では青い蛍光を発します。これはドミニカ共和国で特に見られる現象で、その青色蛍光がつけられた名前がブルー・アンバーです。化学的には非晶質の炭化水素であり、比重は1.08、モース硬度は2から2.5となります。
石言葉
ブルー・アンバーの石言葉は、「静かに燃える恋心」、「慎重な進行」、「未来への希望」などです。これらの石言葉は、その特性と風格から導き出されています。青い蛍光はまるで深い海のようであり、同時に空や未来を連想させます。それは恋心が静かに燃え上がるイメージを象徴し、前向きな希望や夢を追求する強さを表現します。「慎重な進行」はブルー・アンバーが持つ落ち着いたエネルギーと、それが運ばれる過程を示しています。
パワーストーンの効果
ブルー・アンバーは、穏やかなエネルギーを持つパワーストーンとされています。そのエネルギーは、持ち主の高ぶった感情を鎮め、精神を安定させ、心地良い安心感を提供します。また、柔軟な心を育み、現実に立ち向かう新たな気力を湧かせるともされています。
歴史
琥珀自体は数千万年から数億年前の木の樹脂が化石化したもので、古代から人々に親しまれてきました。ブルー・アンバーは、特にドミニカ共和国で産出され、その美しさと希少性から高く評価されています。その特性は古代エジプトやギリシャ、ローマで「神聖なお守り」として崇められていたとも伝えられています。
伝承
ブルー・アンバーはその美しさと神秘性から、さまざまな伝説や神話に登場します。特にドミニカ共和国では、地元の人々がこの美しい石を神聖視し、それが天からの贈り物と考えていたとも言われています。
その他
ブルー・アンバーの英名は「Blue Amber」で、和名は「青琥珀」です。ブルー・アンバーは化学式を持たない非晶質物質であり、特に紫外線によるブルーの蛍光発色の原因は未だ解明されていませんが、火山ガスなどがアンバーに影響を与え、金属イオンを形成するという仮説が立てられています。
5月の誕生石
5月の誕生石一覧
- アマゾナイト(5月1日)
- イエロー・ベリル原石(5月2日)
- グリーン・ジルコン(5月3日)
- ペリドット原石(5月4日)
- レッド・コーラル(赤珊瑚)(5月5日)
- アイドクレース(5月6日)
- ホワイト・ゴールド(5月7日)
- エメラルド・キャッツアイ(5月8日)
- ブラックパール(黒真珠)(5月9日)
- トルコ石原石(5月10日)
- レース・アゲート(5月11日)
- カコクセナイト(5月12日)
- アイボリー(象牙)(5月13日)
- ブルーグリーン・ジルコン(5月14日)
- レッド・ジェダイト(赤色翡翠)(5月15日)
- モルダバイトのカメオ(5月16日)
- パープル・サファイア(5月17日)
- ゴシェナイト(5月18日)
- ラピス・ラズリ原石(5月19日)
- グリーン・ゴールド(5月20日)
- ツイン・パール(5月21日)
- デンドリテック・クォーツ(5月22日)
- レインボー・ガーネット原石(5月23日)
- ホワイト・ムーンストーン(5月24日)
- ブルー・アンバー(5月25日)
- 銅(5月26日)
- グリーン・トルマリン(5月27日)
- ホワイト・カルセドニー(5月28日)
- グリーン・グロシュラライト・ガーネット(5月29日)
- ツァボライト(5月30日)
- スモーキー・クォーツ原石(5月31日)