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5月25日の誕生石 ブルー・アンバー

5月25日の誕生石 ブルー・アンバー
ウィキペディアより

 ブルー・アンバーは、特殊な蛍光性を持つ琥珀(アンバー)の一種で、通常の光線下では淡黄色から褐色を示す一方、紫外線下では青い蛍光を発します。これはドミニカ共和国で特に見られる現象で、その青色蛍光がつけられた名前がブルー・アンバーです。化学的には非晶質の炭化水素であり、比重は1.08、モース硬度は2から2.5となります。

石言葉

 ブルー・アンバーの石言葉は、「静かに燃える恋心」、「慎重な進行」、「未来への希望」などです。これらの石言葉は、その特性と風格から導き出されています。青い蛍光はまるで深い海のようであり、同時に空や未来を連想させます。それは恋心が静かに燃え上がるイメージを象徴し、前向きな希望や夢を追求する強さを表現します。「慎重な進行」はブルー・アンバーが持つ落ち着いたエネルギーと、それが運ばれる過程を示しています。

パワーストーンの効果

 ブルー・アンバーは、穏やかなエネルギーを持つパワーストーンとされています。そのエネルギーは、持ち主の高ぶった感情を鎮め、精神を安定させ、心地良い安心感を提供します。また、柔軟な心を育み、現実に立ち向かう新たな気力を湧かせるともされています。

歴史

 琥珀自体は数千万年から数億年前の木の樹脂が化石化したもので、古代から人々に親しまれてきました。ブルー・アンバーは、特にドミニカ共和国で産出され、その美しさと希少性から高く評価されています。その特性は古代エジプトやギリシャ、ローマで「神聖なお守り」として崇められていたとも伝えられています。

伝承

 ブルー・アンバーはその美しさと神秘性から、さまざまな伝説や神話に登場します。特にドミニカ共和国では、地元の人々がこの美しい石を神聖視し、それが天からの贈り物と考えていたとも言われています。

その他

 ブルー・アンバーの英名は「Blue Amber」で、和名は「青琥珀」です。ブルー・アンバーは化学式を持たない非晶質物質であり、特に紫外線によるブルーの蛍光発色の原因は未だ解明されていませんが、火山ガスなどがアンバーに影響を与え、金属イオンを形成するという仮説が立てられています。

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