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5月12日の誕生石 カコクセナイト

5月12日の誕生石 カコクセナイト

 カコクセナイトは、特殊なリン酸塩鉱物の一つで、その名前はギリシャ語で無愛想、親切でないという意味のkakoxeniosに由来します。鉱物としては非常に小さいものであるため、直接持つことは難しく、主に他の鉱物の中に内包される形で存在します。スピリチュアルストーンとして有名なスーパーセブン(水晶)に内包される7つの特定鉱物の一つとしても知られています。

色や特徴

 カコクセナイトは、黄褐色の微細な結晶で、水晶の中に内包される形で見つかります。内包物はシュロの枝のような形状を持つことが特徴的で、結晶が同じ模様を示すものは二つとありません。これにより、カコクセナイトが含まれるジュエリーは唯一無二の存在となります。

石言葉

 カコクセナイトの石言葉は「栄光・勝利・神の祝福」です。これらは全て、カコクセナイトの持つパワーの強さと、人間の内面に対する深い洞察力を象徴しています。「栄光」は成功や勝利の象徴であり、「勝利」は困難に立ち向かう力を象徴します。そして、「神の祝福」は、神聖な存在からの庇護と祝福を受ける力を象徴しています。

パワーストーンの効果

 カコクセナイトは、霊性を高め、表裏一体となる2つの感情をコントロールする力を持つとされています。そのため、自己の理解を深め、人と人との調和を促進するサポートストーンとしての効果があると言われています。また、新陳代謝を活発にするとも伝えられ、物理的な健康面でも利益をもたらすと考えられています。

歴史

 カコクセナイトの歴史は古く、古代の神殿や遺跡などで見つかったことが知られています。また、スーパーセブンとして知られるパワーストーンに含まれる鉱物の一つとしても、その存在が知られています。

伝承

 カコクセナイトには古代から神聖な力が宿るとの伝承があり、その力を用いて霊的な進化を遂げるための道具として利用されてきました。

その他

 カコクセナイトは、化学式 Fe24Al16O72(PO4)17(OH)12•75(H2O) を持ち、鉄、アルミニウム、リン酸塩、水分などから構成されます。日本では特別な呼び名はなく、カコクセナイトと呼ばれます。結晶系は斜方晶系で、モース硬度は3.5-4.0です。

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