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5月13日の誕生石 アイボリー(象牙)

5月13日の誕生石 アイボリー(象牙)
ウィキペディアより

 象牙(アイボリー)は、ゾウの長大に発達した切歯(門歯)を指します。美しい材質で加工も容易であるため、古来から工芸品やジュエリーの素材として珍重されてきました。その一方で、ゾウの保護の観点から、ワシントン条約で取引が厳しく規制されています。

色や特徴

 象牙はその特有のアイボリーホワイトの色調と、独特の渦巻き模様が特徴です。また、温かみのある滑らかな触感が魅力的です。モース硬度は2と低く、熱に弱いことも特徴の一つです。

石言葉

 象牙の石言葉は「清純・論理的強さ」です。「清純」は象牙が腐敗しない性質から来ており、純粋さや無垢な心を象徴しています。「論理的強さ」は象牙が持つ堅固さと、その形状が直線的であることから連想され、理性や論理的思考力を象徴しています。

パワーストーンの効果

 象牙は清純さを象徴するとされ、その持ち主に純粋な心を保つ力を与えると信じられています。また、論理的強さを象徴するとされ、その持ち主に論理的な思考力や冷静な判断力を与えると言われています。

歴史

 象牙は古代から彫刻、装飾品、音楽器、印鑑など多岐にわたる用途で使用されてきました。その美しさと加工の容易さから珍重され、様々な文化でその価値を認められてきました。

伝承

 象牙は古代から神聖視され、宗教的な儀式に使われることもありました。また、その堅固さと持続性から、永遠や不朽を象徴するとも伝えられています。

その他

 象牙は、その主成分はハイドロキシアパタイト(Ca10(PO4)6(OH)2)とコラーゲンであり、これらが複雑に絡み合って象牙特有の強さと柔軟性を生み出しています。

ウィキペディアより

 象牙とは、ゾウの牙や歯から取れる白く硬い物質のことを指します。ゾウの生活において、象牙は食物を探すなどの重要な活動に使われます。その美しい材質と加工の容易さから、古代から様々な芸術や工芸品の製造に利用されてきました。象牙は、義歯やピアノの鍵盤、扇子、ドミノなどにも使われています。また、マンモスやセイウチ、カバなど他の動物の牙も象牙として利用されてきました。

 しかし、象牙の採取によるゾウの乱獲が問題となり、1990年からアフリカゾウの象牙の国際取引は原則禁止とされています。その結果、象牙に代わる素材の開発が進み、19世紀にはセルロイドが発明されました。現在でも、その美しい風合いは多くの人々に愛されています。

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