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5月26日の誕生石 銅

5月26日の誕生石 銅
ウィキペディアより

 銅は、古代から使用されてきた金属で、肉紅色をしており、展性と延性に富んでいます。また、電気や熱の伝導性に優れているため、古くから鍋や釜などの製造に使用されてきました。また、銅は合金にすることで色が変化し、それが多くの人々に楽しまれてきました。その美しい色はトルコ石やマラカイトなどの鉱物にも見られます。銅の英名は「Copper」、元素記号は「Cu」、原子番号は29、硬度は2.5、比重は8.9となります。

石言葉

 銅の石言葉は「恋のとりこ」です。これは銅が持つ赤みがかった色が情熱や愛情を象徴するからで、銅の力に引きつけられた人々が恋愛に深く没頭し、まさに「恋のとりこ」となるという意味が込められています。

パワーストーンの効果

 銅はパワーストーンとしても使用され、そのエネルギーは情熱的な愛情を増大させると信じられています。また、銅の力は感情を調和させ、人々が自身の感情を認識し、理解するのを助けます。また、銅はクリエイティブな思考を刺激し、新たなアイデアを思いつくのを助けるとも言われています。

歴史

 銅は先史時代から使われてきた金属で、特に青銅器時代(紀元前3000年頃から紀元前1200年頃)には錫を混ぜて青銅として様々な道具に活用されました。また、その頑丈さから金工用材料としても重要視されてきました。元素記号の「Cu」はラテン語の「cuprum」に由来し、これは「キュプロスの金属」を意味します。キュプロスは古代の銅生産地として知られていたからです。

伝承

 銅は古代からの信仰や伝承に深く結びついています。たとえば、西洋では銅は金星を象徴する金属とされており、金星は美と愛を象徴する女神と結びつけられています。これは銅が「恋のとりこ」という石言葉を持つこととも関連があると言えるでしょう。

その他

 銅はその特性から、鍋や釜だけでなく、電線や配管などの製造にも広く使用されてきました。また、音楽楽器の製造にも使われており、その豊かな響きは音楽に深みと広がりを与えています。銅は化学式を持つ元素であり、その化学式はCuとなります。

ウィキペディアより

 銅(化学記号:Cu)は、日本では紀元前300年の弥生時代から使用され始めました。国内で銅鉱石が初めて掘り出されたのは698年とされ、その銅は朝廷に献上されました。708年には銅を使った貨幣が作られ、元号も「和銅」に改められました。その後、7世紀後半には銅の生産が一定の水準に達し、その色から「銅あかがね」と呼ばれるようになりました。

 江戸時代の元禄時代には、銅の精錬技術が進歩し、純度の高い銅が作られるようになりました。この銅は「棹銅」と呼ばれ、中国やベトナム、インド、インドネシア、ヨーロッパなどへ運ばれました。

 明治時代になると、「あかがね」と呼ばれていた銅は「あか」や「素銅」と呼ばれるようになり、現在では「銅」と呼ばれています。

 銅はその特性を活かして様々な用途で利用されています。花火の青色の着色料として用いられたり、大会のメダルの色として使われたりします。また、熱伝導性と加工のしやすさから、調理器具にも使われます。しかし、電磁調理器では鉄鋼材に比べて加熱効率が劣るため注意が必要です。

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