5月10日の誕生石 トルコ石原石
トルコ石、またはターコイズは、その鮮やかなブルーからグリーンにかけての色彩が特徴的な鉱物です。この色は銅イオンによるもので、多くは空気と接触することで変色するため、表面はしばしば緑がかった青色を呈します。硬度は5.5から6で、その質感はガラス光沢からロウ光沢を持ちます。天然の深みのある青色のものは少なく、その美しい色合いから模造品も多く流通しています。
石言葉
トルコ石の石言葉は「開放された心」です。これは、この石が持つとされる心地よいエネルギーと、穏やかで安定した気持ちを象徴しています。また、「旅の安全」や「健康と長寿」も伝えられる言葉として知られています。
パワーストーンの効果
パワーストーンとしてのトルコ石は、勇気とやる気を起こし、邪悪なものや迫りくる危険から身を守る力があると信じられてきました。旅人の保護者ともされ、旅に出る人への贈り物としても人気があります。さらに、繁栄と成功の象徴とされ、持ち主の心配や疑惑を消す働きがあるともされています。
歴史
トルコ石は人類が最初に採掘した鉱物の一つで、古代エジプトや古代ペルシャで宝石として使われてきました。特に古代エジプトでは、紀元前3000年頃からトルコ石のアクセサリーが使用されていました。これらの地域で産出されたトルコ石は、トルコ経由でヨーロッパへと広まりました。
語源
トルコ石の名前は、フランス語の「Pierre turquoise」(トルコの石)からきています。これはイランやエジプトで採れたものが、トルコ経由でヨーロッパに持ち込まれたことに由来します。しかし、トルコ石は実際にはトルコで採れません。
その他
トルコ石の化学組成式はCuAl6(PO4)4(OH)8·4H2Oで、結晶系は三斜晶系を形成します。比重は2.6-2.9となっています。また、トルコ石は12月の誕生石としても知られており、その持ち主に開放された心と旅の安全をもたらすとされています。
ウィキペディアより
トルコ石とは、化学式CuAl6(PO4)4(OH)8·4H2Oで表される青から緑色の不透明な鉱物です。その美しい色から、古代から宝石として使われてきました。現在では、模造品や合成品が市場に出回っており、本物のトルコ石の鑑定は難しいとされています。
名前の由来はフランス語で「トルコの石」を意味する「pierre turquoise」ですが、実際にはトルコで産出されるわけではなく、トルコを経由してヨーロッパに広まったという説があります。
色の美しさから、古代エジプトやアステカ、ペルシア、メソポタミア、インダス渓谷、中国などの文明で好まれました。ヨーロッパでは14世紀まで注目されず、教会以外でトルコ石を使うことが認められるようになるまで待つ必要がありました。また、この石は色が変化し、着用者を守るお守りのような性質を持つと信じられていました。
5月の誕生石
5月の誕生石一覧
- アマゾナイト(5月1日)
- イエロー・ベリル原石(5月2日)
- グリーン・ジルコン(5月3日)
- ペリドット原石(5月4日)
- レッド・コーラル(赤珊瑚)(5月5日)
- アイドクレース(5月6日)
- ホワイト・ゴールド(5月7日)
- エメラルド・キャッツアイ(5月8日)
- ブラックパール(黒真珠)(5月9日)
- トルコ石原石(5月10日)
- レース・アゲート(5月11日)
- カコクセナイト(5月12日)
- アイボリー(象牙)(5月13日)
- ブルーグリーン・ジルコン(5月14日)
- レッド・ジェダイト(赤色翡翠)(5月15日)
- モルダバイトのカメオ(5月16日)
- パープル・サファイア(5月17日)
- ゴシェナイト(5月18日)
- ラピス・ラズリ原石(5月19日)
- グリーン・ゴールド(5月20日)
- ツイン・パール(5月21日)
- デンドリテック・クォーツ(5月22日)
- レインボー・ガーネット原石(5月23日)
- ホワイト・ムーンストーン(5月24日)
- ブルー・アンバー(5月25日)
- 銅(5月26日)
- グリーン・トルマリン(5月27日)
- ホワイト・カルセドニー(5月28日)
- グリーン・グロシュラライト・ガーネット(5月29日)
- ツァボライト(5月30日)
- スモーキー・クォーツ原石(5月31日)