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5月19日の誕生石 ラピス・ラズリ原石

5月19日の誕生石 ラピス・ラズリ原石
ウィキペディアより

 ラピスラズリは、主に青金石(ラズライト)を主成分とする鉱石で、ソーダライト、パイライト、カルサイト、藍方石、黝方石などが混在します。その美しい瑠璃色から青色へのグラデーションが特徴で、パイライトが星のように輝く石紋を形成します。この天空のような美しい色彩は、古代から現代まで人々に愛され、その価値を高めてきました。

石言葉

 ラピスラズリの石言葉は「危機を乗りきる」です。これは、持つ者に勇気と洞察力を与え、困難な状況でも正しい判断を下せるように導くという意味が込められています。また、その美しい青色は冷静さと知性を象徴し、混乱した心を落ち着かせ、深い洞察力を養うことを助けます。

パワーストーンの効果

 パワーストーンとしてのラピスラズリは、内なるビジョンと真実を見極める力を刺激し、直感力や想像力を高めると言われています。また、心の曇りや邪念、不安、嫉妬を取り除き、幸運と成功を引き寄せるとされています。特に、持ち主の内面的パワーを刺激して、知恵、洞察力、決断力を向上させる力を持つとされています。

歴史

 ラピスラズリは古代エジプトや古代メソポタミアで高く評価され、宗教儀式や装飾品、美術品の製作に用いられてきました。エジプトのツタンカーメンの墓からは、ラピスラズリが豪華に使用された装飾品が多数発見されました。また、日本でも古くから「瑠璃」として七宝の一つとされ、その美しさと神秘性から珍重されてきました。

伝承

 ラピスラズリは古代から聖なる石とされ、邪気を退ける力を持つとされてきました。特に、宗教的な意味合いを持つ場合が多く、キリスト教では聖母マリアの象徴とされ、「マドンナ・ブルー」と呼ばれるその美しい青色は、聖なるイメージを強く表現します。また、普遍的な真理を象徴する護符としての役割も持ち、持つ者を守ると信じられてきました。

その他

 ラピスラズリの化学組成は(NA,Ca)8Al6Si6O24(S,SO)4で、主要成分は青金石(ラズライト)です。そのモース硬度は5-5.5で、比重は2.38-2.45です。また、屈折率は1.50です。主要産地はアフガニスタン、アメリカ、カナダなどで、特にアフガニスタン産のものは深い青色と均一な色合いが評価されます。

語源

 ラピスラズリの名前はラテン語の「ラピス」(石)と、ペルシャ語の「ラズワード」(青)から来ています。これら二つの言葉が合わさり、「青い石」を意味する名前が生まれました。この名前は、ラピスラズリの美しい青色を直接表現しています。

ウィキペディアより

 ラピスラズリ、または瑠璃は、青金石を主成分とした半貴石で、その深い青色と黄鉄鉱の粒が夜空を思わせる輝きを持っています。古代エジプトやシュメール、バビロニアなどから人類に認知され、宝石や色彩材として用いられてきました。

 ラピスラズリは、「lazhwardの石」を意味するラテン語で、"lazhward"はペルシア語地名の一つで、アフガニスタンのある鉱山の古名です。この名前はアラビア語に取り入れられ、その後ヨーロッパへと伝わりました。

 古代ギリシャではラピスラズリが「サフィール」と呼ばれ、旧約聖書にもラピスラズリが記載されています。また、日本では仏教の七宝の一つとされ、正倉院の宝物庫にはラピスラズリで飾られたベルトが保存されています。

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