10月1日の誕生石 パーティー・カラード・トルマリン
パーティーカラー・トルマリンは、その名の通り、一つの結晶中に複数の色彩が同居するトルマリンの一種で、特に3色が混じり合ったものを指します。この珍しい特性は、その成長過程で結晶内の化学成分が変化し、異なる色が生じることによります。その結果、同じ石の中にグリーン、レッド、ブルーなど複数の色合いが見ることができる、まさしくパーティーのような楽しみを提供します。また、そのユニークな色合いは、各色が美しく共存する社会を象徴し、多様性と共生のメッセージを持っています。
石言葉
パーティーカラー・トルマリンの石言葉は「再現」です。これは、同じ結晶の中に複数の色が存在することから、様々な可能性や経験を再現する力を象徴しています。それぞれの色が持つ独自の意味と、それらが複雑に組み合わさった結果として生まれる新たな意味が、この石が持つ「再現」の石言葉を生み出しています。
パワーストーンの効果
パーティーカラー・トルマリンは、その多彩な色合いが持つ様々なエネルギーにより、豊かなパワーストーン効果を提供します。その効果は、自分自身の可能性を再認識し、過去の経験から学びを引き出し、再現する力を与えるとされています。また、その美しい色彩は、持つ人に喜びとエネルギーをもたらし、活力と創造力を引き出します。さらに、美容に対する効果も言われており、若さを保つ効果やアンチエイジングなど、身体と心の美しさを保つ力があるとされています。
歴史
パーティーカラー・トルマリンはトルマリンの一種として長い歴史を持つ一方で、その特異な色合いが理解され、特に重視されるようになったのは比較的近年のことです。その豊かな色彩は、自然の偉大さとその神秘を示すものとされ、美術やジュエリーの分野で高く評価されてきました。
伝承
トルマリン全般に関する伝承はパーティーカラー・トルマリンにも共有されています。古代エジプトでは、色彩豊かなトルマリンは神々の象徴とされ、また、色によっては愛と情熱の象徴ともされました。中世ヨーロッパでは、トルマリンは邪悪な霊から保護する力を持つとされ、アメリカ先住民の間では、トルマリンは治癒と平和の石とされていました。
10月の誕生石
10月の誕生石一覧
- パーティー・カラード・トルマリン(10月1日)
- クォーツ(10月2日)
- マクル(ダイヤモンド原石)(10月3日)
- ファイアー・アゲート原石(10月4日)
- キャッツアイ石(10月5日)
- クリソプレーズ(10月6日)
- ロードナイト(10月7日)
- ブルー・カルセドニー(10月8日)
- ブルー・オニキス(10月9日)
- トルマリン・キャッツアイ(10月10日)
- ロードライト・ガーネット(10月11日)
- ピンク・サファイア(10月12日)
- ヘマタイト(10月13日)
- トラピッチェ・エメラルド(10月14日)
- グリーン・アベンチュリン・クォーツ(10月15日)
- めのう(10月16日)
- ゴールド・コイン(10月17日)
- ブルー・アゲート(10月18日)
- スカラベの彫刻(10月19日)
- トルコ石(ビーズ)(10月20日)
- トルマリン原石(10月21日)
- 八面体結晶のダイヤモンド(10月22日)
- ウォーターリリー・リーフ・インクルージョン内包ペリドット(10月23日)
- インディゴライト(10月24日)
- レッド・スピネル(10月25日)
- タイガーアイ・クォーツ(10月26日)
- ラピス・ラズリ(10月27日)
- ヘキサゴナルを示すサファイア(10月28日)
- 蜘蛛の巣トルコ石(10月29日)
- ピンファイアー・オパール(10月30日)
- ホークスアイ・クォーツ(ファルコンズアイ・クォーツ)(10月31日)