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10月8日の誕生石 ブルー・カルセドニー

10月8日の誕生石 ブルー・カルセドニー
ウィキペディアより

 ブルーカルセドニー、和名では青玉髄と呼ばれるこの鉱物は、淡いブルーの優しい色合いをしたカルセドニーです。カルセドニーは潜晶質石英の集合体で、色が均一で縞模様のないものが特徴的です。色は白や灰色、青、褐色、黒など多様で、透明から不透明までさまざまで、ガラス光沢を持っています。

石言葉

 ブルーカルセドニーの石言葉は「追憶」および「ノスタルジア」です。この石は持つ人に、過去の思い出や経験を心地よく思い返す力を与え、昔の楽しい思い出や重要な出来事を再評価するきっかけを提供するとされています。また、その淡い青色は心を癒し、過去の美しい記憶への旅を助けると信じられています。

パワーストーンの効果

 ブルーカルセドニーは、精神を安定させるのに役立つとされています。その柔らかなエネルギーは、特に緊張しやすい人々にとって心地よいとされています。また、その効果は判断力を高め、集中力を向上させ、物事を冷静に考える力を与えるとも言われています。このため、学習や受験、困難な決断を必要とする状況においても、この石は有用であるとされています。

歴史

 ブルーカルセドニーは古代ローマではレウカカテースと呼ばれ、月の女神ディアネ(ギリシャ神話のアルテミス)に捧げられた石だと伝えられています。古代の人々はこの石の美しさと力を認識し、神聖な祭りや儀式に使用していました。

伝承

 この石は、穏やかな寛容さを強調し、平和な気持ちになるよう導き、隣人愛とも言うべき優しさに満ちた態度で接することができるよう導く力があると伝承されています。これは、ブルーカルセドニーが穏やかなエネルギーと安定性を持っているため、持つ人を落ち着かせ、心地よい気持ちをもたらすと信じられています。

その他

 カルセドニーは、ケイ酸を含んだ溶液から沈殿・形成され、細かい石英が集まってできた鉱物で、その化学式はSiO2です。ブルーカルセドニーの名前は、良質な青い石がギリシャのカルセドンで採れたことから名付けられました。その美しい色と形状、透明度の高さから、カボションカットに適しており、ジュエリーによく使用されます。

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