10月24日の誕生石 インディゴライト
インディゴライト(Indicolite)は、トルマリンの一種で、その名の通り深い青色を持つ特性から名付けられました。その色調は非常に美しく、ブルーを基調としており、その深さと豊かさから「芸術的センス」を宝石言葉として持ちます。この美しい宝石は、その色調の豊かさから「画家のパレットにあるすべての色はトルマリンに見られる」と評されるほど、多彩な色が楽しめる宝石であるトルマリンの一つです。
石言葉
インディゴライトの石言葉は「芸術的センス」で、その深い青色は芸術家が持つ深遠な創造性や独特の視点を象徴しています。その色彩は絵画や音楽、文学など、様々な芸術の世界を想起させ、持つ者に対して独自の感性や創造力を刺激し、芸術の世界への洞察力を深めると言われています。
パワーストーンの効果
インディゴライトは、持つ者に静けさと落ち着きを与え、深く思考する力を高めるとされています。その結果、精神的な成長を促進し、持つ者の人間性をより成熟させることができるとされています。また、持つ者が芸術的なセンスを磨く助けともなり、創造的な思考やアイデアの発展を促します。
歴史
トルマリンは古代から人々に愛されてきた宝石で、インディゴライトという名前は19世紀になってから付けられました。それまで「ブルートルマリン」と呼ばれていたものが、「インディゴライト」(インディゴ=藍色、ライト=光)と名付けられ、その美しさと深い色調が世界中で賞賛されるようになりました。
語源
「トルマリン」はシンハラ語で「多色石」を意味する「turmali」が語源とされています。また、「インディゴライト」は「インディゴ(藍色)の光」を意味することからこの名前がつけられました。
伝承
インディゴライトは、創造性や芸術性を高める力があると伝えられています。また、古代の文化では、その鮮やかな青色が神聖視され、神々への奉納や守護石として利用されました。静けさと落ち着きをもたらすとされ、持つ者に深い洞察力を与えるとも言われています。
その他
インディゴライトの和名は「電気石」で、その理由はトルマリンの特性に由来します。トルマリンは、加熱すると電気を帯びる性質があるため、この名前がつけられました。化学式は(Na,Ca)(Fe,Li,Al,Mg)3Al6(BO3)3(Si6O18)(OH)4で、モース硬度は7-7.5とされています。
10月の誕生石
10月の誕生石一覧
- パーティー・カラード・トルマリン(10月1日)
- クォーツ(10月2日)
- マクル(ダイヤモンド原石)(10月3日)
- ファイアー・アゲート原石(10月4日)
- キャッツアイ石(10月5日)
- クリソプレーズ(10月6日)
- ロードナイト(10月7日)
- ブルー・カルセドニー(10月8日)
- ブルー・オニキス(10月9日)
- トルマリン・キャッツアイ(10月10日)
- ロードライト・ガーネット(10月11日)
- ピンク・サファイア(10月12日)
- ヘマタイト(10月13日)
- トラピッチェ・エメラルド(10月14日)
- グリーン・アベンチュリン・クォーツ(10月15日)
- めのう(10月16日)
- ゴールド・コイン(10月17日)
- ブルー・アゲート(10月18日)
- スカラベの彫刻(10月19日)
- トルコ石(ビーズ)(10月20日)
- トルマリン原石(10月21日)
- 八面体結晶のダイヤモンド(10月22日)
- ウォーターリリー・リーフ・インクルージョン内包ペリドット(10月23日)
- インディゴライト(10月24日)
- レッド・スピネル(10月25日)
- タイガーアイ・クォーツ(10月26日)
- ラピス・ラズリ(10月27日)
- ヘキサゴナルを示すサファイア(10月28日)
- 蜘蛛の巣トルコ石(10月29日)
- ピンファイアー・オパール(10月30日)
- ホークスアイ・クォーツ(ファルコンズアイ・クォーツ)(10月31日)