10月30日の誕生石 ピンファイアー・オパール
ピンクファイアーではなくピンファイアー。
ピンファイアー・オパールは、一見すると宝石の中に無数のピンの先が散りばめられたかのように見えます。この特殊な遊色効果、つまり光の反射と屈折が作り出す虹色の輝きが特徴で、オパールの中でも特に鮮やかなこの石は、「虹の宝石」とも称されます。その名の通り、ピンの先のように細かく、かつ不規則に光るその特性から、ピンファイアー・オパールと名付けられました。また、オパールは水分を含む非晶質の宝石であるため、乾燥によるひび割れに注意が必要です。
石言葉
ピンファイアー・オパールの石言葉は「正しい方向性」です。この石言葉は、その遊色効果が持つ無数の色彩が、さまざまな選択肢や可能性を示し、持ち主が正しい方向に進む助けをするという意味が込められています。ピンファイアー・オパールを持つ人は、困難な状況でも新たな視点や選択肢を見つけ出す洞察力を身につけると言われています。
パワーストーンの効果
ピンファイアー・オパールは古代から魔力のある石とされ、その美しい虹色の輝きから希望や幸せを象徴すると信じられてきました。また、恋愛運をアップさせる効果があるとされ、特に「キューピッド・ストーン」とも呼ばれるオパールは、愛情を深めるパワーを持つとされています。ピンファイアー・オパールは、その輝きが強く、邪悪なものや悪い気を寄せ付けないという特性を持つとされています。
歴史
オパールは古代より多くの文明で高く評価され、特にその鮮やかな遊色効果が魔術的な力を持つとされてきました。古代ローマでは、オパールは「賢者の石」と称され、すべての色を含むその輝きが知識や洞察力を象徴すると信じられていました。
伝承
中世ヨーロッパでは、オパールは幸運をもたらす石とされ、特にピンファイアー・オパールはその美しい輝きから、光と希望を象徴するとされてきました。この美しい石は、持ち主に対して常に新たな希望と可能性を思い起こさせ、正しい道を示すという伝承が存在します。
その他
ピンファイアー・オパールはその美しさから、ジュエリーや装飾品の素材として人気があります。この石の和名は「蛋白石(オパール)」であり、その名の通り、石の中に多彩な色彩を含むことから「虹の輝き」の石言葉を持つとされています。オパールは非晶質シリカの一種であり、微細なシリカ球が積み重なってできています。この特性が独特な遊色効果を生み出し、その輝きは光の角度によって変わるため、見る人を惹きつけます。
10月の誕生石
10月の誕生石一覧
- パーティー・カラード・トルマリン(10月1日)
- クォーツ(10月2日)
- マクル(ダイヤモンド原石)(10月3日)
- ファイアー・アゲート原石(10月4日)
- キャッツアイ石(10月5日)
- クリソプレーズ(10月6日)
- ロードナイト(10月7日)
- ブルー・カルセドニー(10月8日)
- ブルー・オニキス(10月9日)
- トルマリン・キャッツアイ(10月10日)
- ロードライト・ガーネット(10月11日)
- ピンク・サファイア(10月12日)
- ヘマタイト(10月13日)
- トラピッチェ・エメラルド(10月14日)
- グリーン・アベンチュリン・クォーツ(10月15日)
- めのう(10月16日)
- ゴールド・コイン(10月17日)
- ブルー・アゲート(10月18日)
- スカラベの彫刻(10月19日)
- トルコ石(ビーズ)(10月20日)
- トルマリン原石(10月21日)
- 八面体結晶のダイヤモンド(10月22日)
- ウォーターリリー・リーフ・インクルージョン内包ペリドット(10月23日)
- インディゴライト(10月24日)
- レッド・スピネル(10月25日)
- タイガーアイ・クォーツ(10月26日)
- ラピス・ラズリ(10月27日)
- ヘキサゴナルを示すサファイア(10月28日)
- 蜘蛛の巣トルコ石(10月29日)
- ピンファイアー・オパール(10月30日)
- ホークスアイ・クォーツ(ファルコンズアイ・クォーツ)(10月31日)