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10月20日の誕生石 トルコ石(ビーズ)

10月20日の誕生石 トルコ石(ビーズ)
ウィキペディアより

 トルコ石、またはターコイズとは、その美しい青緑色が特徴的な鉱石であり、一部は青色を呈します。この色は、空や海を思わせ、心地よい落ち着きと安定感を与えます。その色は、含まれる銅の量により変化し、鉄分が多いと緑がかった色になります。トルコ石は、そのユニークな色と模様、そして比較的柔らかいため加工しやすい性質から、数千年にわたり装飾品や宝石として使用されてきました。

石言葉

 トルコ石の石言葉は「願い」です。その鮮やかな色彩と特有の模様が、人々の心を魅了し、様々な願いを叶える力を持っていると信じられてきました。具体的には、旅の安全、身を守る力、さらには持ち主の心にある願いを叶えるとされています。そのため、トルコ石は勇気ややる気を与え、邪悪なものや危険から保護するパワーがあるとされ、旅のお守りや、新たな目標に向かって前進する力を引き出すためのアイテムとして重宝されてきました。

パワーストーンの効果

 トルコ石のパワーストーンとしての効果は、その持ち主に保護と勇気を与え、さらには平和と繁栄をもたらすとされています。また、持ち主の精神的な健康を保つ助けとなり、ストレスや不安を軽減し、精神的な落ち着きを与えます。ヒーリングストーンとしての効果も高く、その持ち主の身体と心を癒す力があると信じられています。つまり、トルコ石は、その持ち主が自分自身を保護し、自己を向上させ、または癒すための道具として用いられます。

歴史

 トルコ石は、古代から装飾品や宝石として愛され、特に中東の文化でその価値が認識されてきました。特に、エジプト、ペルシャ(現在のイラン)、そしてアメリカのネイティブアメリカンの間で、その美しい色と意味が評価され、装飾品や宗教的な儀式の一部として使用されてきました。その名前の由来は、この石がヨーロッパに広まったルート、つまりトルコ経由であることから来ています。しかし、実際にはトルコ石の主要な産地はイランやアメリカ南西部です。

伝承

 トルコ石は、旅の保護者としての役割を持つと言われており、旅人が安全に目的地に到着することを保証すると信じられてきました。また、邪悪なものや危険から身を守る力があるとも言われています。これは、トルコ石が持ち主の身代わりとなって災難を受け止め、持ち主を守るという信念から来ています。そのため、多くの文化で、トルコ石は守護石として扱われてきました。

その他

 トルコ石の化学式はCuAl6(PO4)4(OH)8·4H2Oで、銅アルミニウムリン酸塩鉱石であると分類されます。また、日本ではトルコ石を「鳥孤石」とも呼びます。12月の誕生石でもあり、装飾品やアクセサリーとして多く利用されています。加工しやすい性質を持ちながらも十分な硬度を保つため、様々な形状のビーズやペンダント、リングなどに加工されて使用されてきました。

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