10月4日の誕生石 ファイアー・アゲート原石
ファイアーアゲートは、カルセドニーの変種であり、ブラウンの地色に炎のような光(イリデッセンス)が特徴的な宝石です。このイリデッセンスは葡萄の房状に現れ、見る角度によってその表情を変化させます。また、その外観はオパールに似ており、内部は紅色が不思議な混合色となっているミステリアスな宝石とされています。その名前の通り、炎を思わせるような輝きが特徴であり、その燃えるような輝きからファイアーアゲートと呼ばれています。
石言葉
ファイアーアゲートの石言葉は「スムーズなアクセス」です。この石言葉はファイアーアゲートの特徴的なイリデッセンスから来ています。イリデッセンスは色の虹的な表現に関する用語で、宝石の結晶内部に存在する周期的な構造に光が照らされ、波長の光の干渉に起因する現象を指します。この「スムーズなアクセス」という石言葉は、障害を乗り越えて道を切り開く力や、進むべき道を見つけ出す直感を表していると言えます。
パワーストーンの効果
ファイアーアゲートは、元気をくれるパワーストーンとして知られています。特に、落ち込んでいる時には活力を与えて、気持ちを前向きにさせてくれると言われています。また、大地の神々を鎮めて自己の精神を浄化し、何事につけても良い方向を選択できるよう導く力があると伝承されています。
歴史
ファイアーアゲートは古代から人々に愛されてきました。その美しい色彩と独特の光輝は、多くの文化で珍重され、さまざまな装飾品やアート作品に使用されてきました。
伝承
ファイアーアゲートは、家庭内のいざこざを防ぎ、勇気と行動力を養って、人間関係によって起こる失敗や不幸を防ぐと伝承されています。また、穏やかなエネルギーで自分自身を守り、精神的な平和をもたらすとも言われています。
その他
化学的には、ファイアーアゲートはシリカ(SiO2)の一種で、ミクロ結晶鉱物カルセドニーの変種として分類されます。また、日本名はめのう、縞目のあるものをアゲートと呼びます。硬度も平均的で、色彩や光輝の豊かさから多様なデザインのジュエリーに加工されることが多いです。
10月の誕生石
10月の誕生石一覧
- パーティー・カラード・トルマリン(10月1日)
- クォーツ(10月2日)
- マクル(ダイヤモンド原石)(10月3日)
- ファイアー・アゲート原石(10月4日)
- キャッツアイ石(10月5日)
- クリソプレーズ(10月6日)
- ロードナイト(10月7日)
- ブルー・カルセドニー(10月8日)
- ブルー・オニキス(10月9日)
- トルマリン・キャッツアイ(10月10日)
- ロードライト・ガーネット(10月11日)
- ピンク・サファイア(10月12日)
- ヘマタイト(10月13日)
- トラピッチェ・エメラルド(10月14日)
- グリーン・アベンチュリン・クォーツ(10月15日)
- めのう(10月16日)
- ゴールド・コイン(10月17日)
- ブルー・アゲート(10月18日)
- スカラベの彫刻(10月19日)
- トルコ石(ビーズ)(10月20日)
- トルマリン原石(10月21日)
- 八面体結晶のダイヤモンド(10月22日)
- ウォーターリリー・リーフ・インクルージョン内包ペリドット(10月23日)
- インディゴライト(10月24日)
- レッド・スピネル(10月25日)
- タイガーアイ・クォーツ(10月26日)
- ラピス・ラズリ(10月27日)
- ヘキサゴナルを示すサファイア(10月28日)
- 蜘蛛の巣トルコ石(10月29日)
- ピンファイアー・オパール(10月30日)
- ホークスアイ・クォーツ(ファルコンズアイ・クォーツ)(10月31日)