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10月の誕生石 トルマリン

10月の誕生石 トルマリン
ウィキペディアより

 トルマリンは、その色彩の豊かさと独特な電気的性質で知られる鉱物群の名前です。青、緑、ピンク、黒、無色など、さまざまな色を持つことが特徴で、一部の色には「パライバトルマリン」や「インディゴライト」など独自の名前がつけられています。これらの色の違いは、トルマリンの結晶中に含まれる元素の種類と量によるものです。

石言葉

 トルマリンの石言葉は色によって変わりますが、「芸術」、「希望」、「喜び」、「自信」、「洞察力」、「気づき」などがあります。これらの石言葉は、トルマリンが持つ豊かな色彩が人々の心を豊かにし、創造力や希望、喜びを喚起し、自信や洞察力、気づきを与えるという意味を含んでいます。特に、芸術の石言葉はトルマリンの多彩な色から来ており、その色彩の美しさと多様性が芸術の世界を象徴しています。

パワーストーンの効果

 トルマリンはパワーストーンとして、エネルギーを調和させ、精神的な混乱を和らげ、自己理解と自己啓発を促すとされています。その多様な色彩は、様々な波動を持つと信じられ、個々の人の必要に応じたエネルギーを提供すると考えられています。さらに、その電気的特性から、ネガティブなエネルギーを排除し、ポジティブなエネルギーを引き寄せる力があると信じられています。

歴史

 トルマリンは古代から存在していましたが、その多彩な色彩から他の宝石と混同されることが多かったです。19世紀末になると、鉱物学の発展と、ジョージ・F・クンツによるトルマリンに関する記述により、トルマリンは独自の宝石として認識されるようになりました。また、中国では特にピンクトルマリンやルベライトが人気で、最後の女帝である西太后もトルマリンを愛用していました。

伝承

 トルマリンは古代から様々な文化で尊ばれてきました。古代エジプトでは、色彩豊かなトルマリンは神々の象徴とされ、また、色によっては愛と情熱の象徴ともされました。中世ヨーロッパでは、トルマリンは邪悪な霊から保護する力を持つとされ、アメリカ先住民の間では、トルマリンは治癒と平和の石とされていました。

語源

 トルマリンの名前の語源には諸説ありますが、一般的にはスリランカの言語、シンハラ語で「混合宝石」を意味する「トラマリニ」に由来すると言われています。また、和名は「電気石(でんきせき)」で、トルマリンが加熱されると電気を帯びる性質から名付けられました。

ウィキペディアより

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