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4月7日の誕生花 ネモフィラ

4月7日の誕生花 ネモフィラ
ウィキペディアより

 ネモフィラ(学名:Nemophila)はムラサキ科ネモフィラ属に分類される植物で、特に種としてよく知られるのがルリカラクサ(学名:Nemophila menziesii)です。カナダ西部からアメリカ合衆国西部、メキシコにかけてとアメリカ合衆国東南部に自生しています。ルリカラクサは耐寒性一年草で、草丈は10 cm~20 cm、茎は匍匐性(ほふくせい)で横に広がります。その葉には羽状の深い切れ込みがあり、茎と葉には柔毛が生えています。4月から5月にかけて、白に空色または青紫色の深い覆輪があり、中心部に黒い点が5つある花を咲かせます。白色花もあります。

花言葉

 ネモフィラの花言葉は「清純な愛」です。これは、その澄んだブルーの花が純粋さや無垢さを象徴する色であり、その美しさが愛らしさを表現していることに由来しています。そのため、ネモフィラは清らかで真摯な愛情を示す象徴として解釈されてきました。

メッセージ

 ネモフィラを贈るときのメッセージは、「あなたへの私の愛は純粋です」です。ネモフィラの花言葉が「清純な愛」であるように、この花を贈ることで相手への純粋で真摯な愛情を伝えることができます。また、その美しいブルーの花が心の平穏と落ち着きを象徴しているため、愛の深さと安定感を示すメッセージともなります。

名称

 ネモフィラという名称は、属名の「Nemophila」が「森林を愛する」という意味を持つことから来ています。この名前は、ネモフィラが自然に生息する場所、つまり茂みの中の明るい日だまりを好むその生態を表しています。和名のルリカラクサ(瑠璃唐草)は、その美しい空色の花が瑠璃色を思わせることに由来します。

その他

 ネモフィラは、その鮮やかなブルーの花と柔らかな外観から、春の花壇やコンテナの寄せ植えなどに多く利用されています。細かく切れ込んだ葉が密に茂り、自然に分枝して咲きながら大きく成長します。そのため、鉢やコンテナの縁からあふれるように咲かせると、まるで一面のブルーカーペットのように見えます。また、緑化材料のワイルドフラワーとしても利用され、他の春の一年草と混植すると、花いっぱいのお花畑を作ることができます。ネモフィラ属には18種がありますが、最もよく栽培されているのは、ブルーのメンジェシー種(Nemophila menziesii=インシグニス)とその変種、そしてファイブスポットと呼ばれる大輪のマクラータ種(N.maculata)です。