4月5日の誕生花 ワスレナグサ
ワスレナグサ(学名:Myosotis scorpioides)は、ムラサキ科ワスレナグサ属の常緑多年草で、主にヨーロッパ原産です。この植物は、直立する茎と共に緑色の長楕円形の葉に鼠色の産毛が生え、春から夏にかけて花茎先端から蠍型花序を伸ばし、小さな車形花冠の花を数個咲かせます。花の色は基本的に青紫色ですが、桃色や白などの色のバリエーションがあります。また、花の中央部分は黄色です。庭植えや鉢植えなどの観賞用途に広く用いられています。
花言葉
ワスレナグサの花言葉は「忘れないで」です。これはその名前の由来である英語の "Forget-me-not" に基づいています。この花が咲く春から夏は、新たな出会いや別れの季節であり、人々はそれぞれの記憶を大切に保つことを願います。それゆえ、ワスレナグサは過ぎ去った思い出や大切な人への思いを象徴する花とされ、特別な人に対する想いを絶え間なく思い続けるというメッセージを持つとされています。
メッセージ
ワスレナグサを贈るときのメッセージは、「私たちの思い出を忘れないでください」です。ワスレナグサは別れの季節に咲く花であり、その美しい青紫色の花が人々の心に深い印象を残します。それゆえ、この花を贈ることで、共に過ごした時間や特別な思い出を大切にしてほしいという願いを伝えることができます。
名称
ワスレナグサという名称は、この花が忘れられない美しさを持つことから来ています。日本語の「忘れな草」、英語の "Forget-me-not" ともに、この花を見た人がその美しさを忘れないようにとの願いを込めた名前です。
その他
ワスレナグサは日本では一年草として扱われていますが、実際には多年草です。しかし、暑さに弱いため、花が咲き終わると枯れてしまいます。また、この花は湿地に自生することから、水分を好む性質があります。したがって、鉢植えや庭植えの場合、水やりを怠るとすぐに枯れてしまうことから、注意が必要です。
4月の誕生花
4月の誕生花一覧
- マーガレット(4月1日)
- 四つ葉のクローバー(4月2日)
- ジャスミン(4月3日)
- 馬酔木(4月4日)
- 勿忘草(4月5日)
- 花蘇芳(4月6日)
- ネモフィラ(4月7日)
- 芝桜(4月8日)
- チューリップ(白)(4月9日)
- リナリア(4月10日)
- アカシア(4月11日)
- ライラック(4月12日)
- 蓮華草(4月13日)
- 牡丹(4月14日)
- カーネーション(白)(4月15日)
- 蓮華つつじ(4月16日)
- カキツバタ(4月17日)
- アカツメクサ(4月18日)
- アマランサス(4月19日)
- イキシア(4月20日)
- 都忘れ(4月21日)
- 虫捕り撫子(4月22日)
- ローズマリー(4月23日)
- 大手毬(4月24日)
- 美女撫子(4月25日)
- 矢車菊(4月26日)
- スカビオサ(4月27日)
- 山桜桃梅(4月28日)
- クチナシ(4月29日)
- カルミア(4月30日)