4月8日の誕生花 シバザクラ
シバザクラ(芝桜、学名:Phlox subulata)は、ハナシノブ科フロックス属の常緑性多年草で、特に春に美しい花を咲かせます。原産地は北アメリカで、その耐寒性と耐暑性から、日本でも広く植栽されています。草丈は低く、地面を這うように広がり、地面を覆うように花を咲かせます。その覆うような性質から、石垣や斜面、花壇の縁取りなどで利用され、土壌の侵食防止にも貢献します。花色は様々で、一般的にはピンクや白が主流ですが、パープルや青、赤といった種類もあります。
花言葉
シバザクラの花言葉は「合意」です。これは、花が地面を一面に覆うように咲き、一つの場所を共有して生きるシバザクラの生態から、和合や一致、共通理解といった意味合いを持つ言葉が選ばれたと考えられます。また、その美しい花が一面に広がる様子は、集団の和合や共存を象徴するとも解釈されてきました。
メッセージ
シバザクラを贈るときのメッセージは、「私たちの意見や心が一致しています」です。花言葉が「合意」であるように、シバザクラを贈ることで相手との理解や共感を示すことができます。さらに、その広がりのある特性から、互いに理解し合い、共に歩むという思いも込められています。
名称
シバザクラの名称は、その植物形態と花の特性からつけられました。シバザクラは「芝(シバ)」のように広がり、「桜(サクラ)」に似た花を咲かせることから、この名が付けられました。また、その花の形状から「ハナツメクサ(花詰草、花爪草)」とも呼ばれます。英名の「Moss Phlox」は「苔のようなフロックス」を意味し、その地を覆う性質を表しています。
その他
シバザクラは、花壇だけでなく、公園や道路の縁、家庭の庭などで多用されています。また、地面に広がる特性から、土壌の保持にも寄与します。そのため、急傾斜や土壌の流出が心配される場所での植栽にも適しています。また、その広がる姿から、一体感や調和を象徴する植物ともされています。
4月の誕生花
4月の誕生花一覧
- マーガレット(4月1日)
- 四つ葉のクローバー(4月2日)
- ジャスミン(4月3日)
- 馬酔木(4月4日)
- 勿忘草(4月5日)
- 花蘇芳(4月6日)
- ネモフィラ(4月7日)
- 芝桜(4月8日)
- チューリップ(白)(4月9日)
- リナリア(4月10日)
- アカシア(4月11日)
- ライラック(4月12日)
- 蓮華草(4月13日)
- 牡丹(4月14日)
- カーネーション(白)(4月15日)
- 蓮華つつじ(4月16日)
- カキツバタ(4月17日)
- アカツメクサ(4月18日)
- アマランサス(4月19日)
- イキシア(4月20日)
- 都忘れ(4月21日)
- 虫捕り撫子(4月22日)
- ローズマリー(4月23日)
- 大手毬(4月24日)
- 美女撫子(4月25日)
- 矢車菊(4月26日)
- スカビオサ(4月27日)
- 山桜桃梅(4月28日)
- クチナシ(4月29日)
- カルミア(4月30日)