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4月6日の誕生花 ハナズオウ

4月6日の誕生花 ハナズオウ
ウィキペディアより

 ハナズオウ(学名:Cercis chinensis)は、マメ科ハナズオウ属の耐寒性落葉低木で、中国や朝鮮半島が原産地です。この樹木は2〜6 mの高さに成長し、黄緑色から緑色のハート形の葉をつけます。特徴的なのは4月〜6月に、葉が出る前に紅紫色の小花を枝から直接咲かせることです。花は豆型で、直径2 cmほどあります。花色は基本的に紅紫色ですが、白い花を咲かせるものもあります。また、10月には果実が成ります。

花言葉

 ハナズオウの花言葉は「過ぎ去った楽しみ」です。これは、ハナズオウの花が春に一斉に咲き、その華やかさから一時の楽しみや喜びを象徴していると考えられるためです。また、花が枝から直接咲くという珍しい特徴から、一瞬の美しさやはかな楽しみを表現しています。

メッセージ

 ハナズオウを贈るときのメッセージは、「あなたと過ごした時間を忘れません」です。ハナズオウの美しい花は春の一瞬に咲き誇り、その後すぐに散ってしまいます。これは一瞬の美しさや楽しみを大切にし、それが過ぎ去ったとしても忘れずに記憶に留めておくことを象徴しています。そのため、この花を贈ることで、共に過ごした楽しい時間や思い出を大切に思っているというメッセージを伝えることができます。

名称

 ハナズオウという名称は、紅色の染料「スオウ」で染められた色と、ハナズオウの花色が似ていることに由来しています。そのため、「花蘇芳」(ハナズオウ)という名前がつけられました。また、「蘇芳花」(スオウバナ)とも呼ばれます。

その他

 ハナズオウは、漢方薬としても用いられることがあります。その理由は、この植物の樹皮には、古代中国の伝統医学である漢方で用いられる薬効成分が含まれているからです。そのため、健康の維持や改善を目指す際にも活用されることがあります。