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10月1日 ひろさきふじの日

ひろさきふじの日
引用元:全農 りんご情報局

 10月1日はひろさきふじの日。りんごの晩生種の「ふじ」よりも1ヶ月早く熟す着色系枝変り「ひろさきふじ」は、1996年10月1日に東京の太田市場に初めて上場し高価格で取引され、早世ふじブームを巻き起こした。今でも「日本一早いサンふじ」として10月1日に初セリが行われることから、そのブランド化に取り組んできた青森県弘前市のつがる弘前農業協同組合・ひろさきふじの会が制定し、日本記念日協会が認定した。

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 ひろさきふじは、青森県弘前市で発見されたリンゴの品種で、1980年代に誕生しました。この品種は、特にその早生性が注目されており、一般的なふじリンゴよりも1カ月以上早く収穫が可能です。10月には既に食べ頃を迎え、その時期には市場に出回ります。

 ひろさきふじの果皮は濃い赤色をしており、形は通常のふじよりも少し丸みを帯びています。サイズは300~400gで、ふじと同じくらいの大きさです。この品種の特徴として、糖度が高く酸味が少ないことが挙げられます。果肉はふじよりもやや柔らかめで、完熟すると蜜入りになることもあります。これらの特性から、ひろさきふじはふじに似た優れた食味を持っていると評価されています。

 また、ひろさきふじの中でも特に糖度が高く品質の良いものは「夢ひかり」というブランド名で出荷されます。これは消費者にとって高品質なリンゴを保証するマークとなっており、選び抜かれたリンゴだけがこの名前で販売されています。

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