カレンダーをめくってみれば
~今日は何の日?~

6月4日 武士の日

 

 6月4日は武士の日。チャンバラ合戦を通じて外で遊ぶことを再び日本の文化として普及発展させる事を目的に、NPO法人ゼロワンが制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、武士(64)」の語呂合わせと、戦国時代最後の戦いともいわれる大坂夏の陣の終結が新暦の6月4日と推定されることから、6月4日とした。

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 チャンバラ合戦は、古くから日本の子どもたちに親しまれてきたチャンバラ遊びをベースにした、全く新しいタイプのアクティビティです。このゲームでは、痛くないスポンジ製の「刀」を使い、腕に「命」となるボールを装着して、参加者が大規模にチームを組んで戦います。5歳以上であれば、誰でも参加可能なこのゲームは、簡単なルールでありながら、古き良きチャンバラ遊びの楽しさと新しいエンターテインメントが融合したものです。

 チャンバラ合戦の大きな特徴の一つは、チームビルディングの体験が可能であることです。参加者は「軍議」で作戦を練り、「合戦」を何度も繰り返しながら勝利を目指します。このプロセスは、PDCAサイクル(Plan-Do-Check-Act)を体現しており、チーム全体でこのサイクルを回すことにより、チームワークを育む絶好の機会を提供します。

 また、チャンバラ合戦は場所を選ばず、どこでも開催可能であり、性別や年齢、国籍に関係なく誰でも一緒に楽しめる「はめやすい」コンテンツです。シンプルなルールと体力差が関係ないゲーム性により、1000名以上の大人数でも対応可能であり、幅広い層に受け入れられています。

 チャンバラ合戦では、PDCAサイクルの各ステップが楽しみながら体験できます。作戦を練る「軍議」、実行する「合戦」、反省し改善策を考える「軍議」、そして実際に改善を行う「反省」のサイクルを通じて、個人のスキル向上はもちろん、チームとしての一体感や結束力を高めることができます。戦略とチームワーク、そして時には運も勝負を左右し、勝っても負けても共に感動を共有する仲間としての絆を深めることができます。

 このように、チャンバラ合戦は単なる遊びではなく、チームビルディングやコミュニケーションの促進、PDCAサイクルの実践といった多くの学びが含まれた新しい形のエンターテインメントです。参加者が共に楽しみ、成長し、新しい体験をすることができる、それがチャンバラ合戦の魅力です。