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9月27日 お菓子のみやきん駒饅頭誕生日

お菓子のみやきん駒饅頭誕生日
引用元:お菓子のみやきん

 9月27日はお菓子のみやきん駒饅頭誕生日青森名物、七戸名物として知られる同社の代表的な和菓子「献上銘菓・駒饅頭」をさらに多くの人に知ってもらい、そのおいしさを味わってもらおうと、和菓子や洋菓子の製造販売を行う青森県の株式会社お菓子のみやきんが制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、1908年(明治41年)9月27日、当時は皇太子であった大正天皇が七戸町の種馬牧場を訪問された際に小豆餡を入れた酒饅頭を御下命になり、侍従を通じて「駒饅頭」と命名されたことから、9月27日とした。

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 駒饅頭(こままんじゅう)は、青森県七戸町の伝統的な和菓子で、その起源は古く城下町の時代までさかのぼります。この地で長い間愛され続けている饅頭は、天皇皇后両陛下にも献上されるほどの格調高い銘菓です。使用される原材料には地元の特産品である長芋や清酒が含まれ、シンプルながらも深い味わいが特徴です。

 もともとは白い酒蒸し饅頭として知られていましたが、時代の変遷と共にそのレシピも進化し、近年では黒糖を用いた「黒駒(くろこま)」も登場しました。この新しいバリエーションは、現代の味覚に合わせたスタンダードとして受け入れられています。

 駒饅頭はご進物や贈答品としても非常に適しており、その歴史ある風味はどんな場面でも恥ずかしくない品格を演出します。また、地元七戸町の「絵馬の町」としての背景もあり、この饅頭は地域の心を象徴する味として、多くの人々に親しまれています。

 ぜひこの機会に、古き良き時代から息づく名品「駒饅頭」をお試しください。その上品で深い味わいは、一度口にすると忘れられない美味しさです。大切な人への贈り物や、特別な日のお祝いに、駒饅頭を選ぶことで、心温まる時間をお届けします。

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