カレンダーをめくってみれば
~今日は何の日?~

2月13日の誕生花 スイートピー

2月13日の誕生花 スイートピー
ウィキペディアより

 スイートピーはマメ科レンリソウ属に属する植物で、原産地はイタリアのシチリア島です。つる性の一年草や宿根草であり、巻きひげを使って他の物に絡みつきながら成長します。このため、栽培の際には支柱を用意する必要があります。花はエンドウに似ており、美しい芳香を放つため、観賞用として広く人気があります。ただし、豆部分は有毒で、摂取すると痙性麻痺を引き起こす可能性があるため注意が必要です。春咲きの品種が一般的ですが、夏咲きや冬咲きの品種も存在します。また、高性品種は切り花に、矮性品種はガーデン用に利用されます。

花言葉

 スイートピーの花言葉は「永遠の喜び」です。この花言葉は、スイートピーの鮮やかで美しい花姿や、その甘美な香りが人々に喜びをもたらすことから生まれました。また、つる性の植物として周囲の物に絡みつき、次々と花を咲かせる生態から、永遠に続く喜びを象徴するとされています。

メッセージ

 スイートピーを贈るときのメッセージとしては、「いつまでもあなたと共に喜びを感じたい」や、「あなたと過ごす時間は永遠の喜びです」など、持続する喜びや幸福を表す言葉が適しています。

名称

 スイートピーの和名「ジャコウエンドウ」や「カオリエンドウ」、「ジャコウレンリソウ」などは、すべてこの花が放つ麝香(ジャコウ)のような芳香を指しています。また、英名の「Sweet pea」は「甘いエンドウ」を意味し、その名の通り、スイートピーは甘い香りを放ちます。

その他

 スイートピーはイギリスで大変人気があり、特に19世紀後半から園芸植物としての改良が進みました。その甘美な香りと美しい花姿から、多くの詩人や作家に愛され、様々な文学作品や詩に登場します。

文化

 特にイギリスでは、スイートピーは春の訪れを告げる花とされ、その美しさと香りから多くの人々に愛されてきました。春の訪れと共に咲き誇るスイートピーは、新しい始まりや希望を象徴し、祝い事や記念日の贈り物としてよく用いられます。