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2月19日の誕生花　木蓮

　モクレン（木蓮、学名: Magnolia liliiflora）はモクレン科モクレン属に属する落葉低木で、外側が紅紫で内側が白色の花を春に咲かせます。花は上向きに咲き、全開することなく、半開き状態で見ることができます。また、その花色が紫であることから、紫木蓮（シモクレン）とも呼ばれます。原産地は中国南部で、日本を含む世界各地で観賞用に植えられています。また、この植物のつぼみは風乾させたものが生薬「辛夷」（しんい）として頭痛や鼻炎の治療に用いられます。

花言葉

　モクレンの花言葉は「威厳」で、これはその大きく力強い花から連想されるものです。モクレンの花は上向きに咲き、その姿はまるで頭を高く挙げて立つ人の姿を思わせます。これはモクレンが強い存在感と誇りを持っていることを象徴しています。この花言葉は、自信を持つことの大切さや、自分自身を誇りに思うことの重要性を示しています。

メッセージ

　モクレンを贈るときのメッセージとしては、「あなたの威厳と力強さが私を感動させます。あなたの自信と誇りをこれからも応援し続けます」というメッセージが適しています。これは、花言葉である「威厳」に基づいた、相手の自信と誇りを尊敬し、支持するという意味を込めたものです。

名称

　「モクレン」または「木蓮」という名前は、木に咲く蓮のような形をした花から名付けられました。また、別名「シモクレン」は花の色が紫色であることからつけられました。英名での呼び名は"Magnolia"で、これはフランスの植物学者ピエール・マグノルを称えたものです。

その他

　モクレンは古い時代から日本に存在し、平安時代中期に編纂された『和名類聚抄』にその名が記されています。また、その強い生命力から、長寿を象徴する植物としても親しまれてきました。もともとは観賞用ではなく、その蕾が生薬「辛夷」として利用されるために植えられたことも知られています。