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2月24日の誕生花 蔓日日草

2月24日の誕生花 蔓日日草
ウィキペディアより

 ツルニチニチソウ(蔓日々草、学名:Vinca major)は、南欧から北アフリカ原産の耐暑性・耐寒性を持つつる性の常緑半低木で、キョウチクトウ科ツルニチニチソウ属に属します。その茎は地を這い、節から根を下ろし、広がります。春から初夏にかけて、立ち上がる茎の葉腋から淡青色から紫色、または白の花を咲かせ、視覚的な魅力を放ちます。花は1~2日で萎んでしまうのですが、その後も次々と新たな花が咲きます。葉は卵型で、美しい光沢があります。斑入りの品種も存在し、これらは観賞植物として用いられます。

花言葉

 ツルニチニチソウの花言葉は「幼馴染み」です。この花言葉は、蔓性で密集して咲く花々が、子供の頃に仲良く手を繋いで遊んだ友人たち、つまり「幼馴染み」と結びつけられています。この花を贈ることで、長い友情を表現することができます。

メッセージ

 ツルニチニチソウを贈るときのメッセージは「いつまでも変わらぬ友情を」や「長い間ありがとう」など、長い間続く関係性を象徴するような言葉がふさわしいでしょう。特に、幼いころからの長い友人関係を祝ったり、感謝の意を伝えたりする際に適しています。

名称

 ツルニチニチソウの和名は、つる性で、花が同科のニチニチソウと似ていることから来ています。また、毎日(日々)花を咲かせることもこの名前の由来とされています。一方、学名の「Vinca major」は、ラテン語の「vincire」(巻き付く)と「major」(より大きい)を組み合わせたもので、この植物のつる性と、同属のヒメツルニチニチソウ(Vinca minor)に比べて大きな花と葉を持つことを表しています。

その他

 ツルニチニチソウは、花壇のグランドカバーや、プランター、吊り鉢などによく使われます。また、全草に毒性がありますが、薬用にも利用されます。そのため、扱いには注意が必要です。同属のヒメツルニチニチソウと比較すると、ツルニチニチソウは花と葉が大きく、暑さにも強く、繁殖力も旺盛です。これらの特性から、庭や園芸スペースなどでよく見かけます。