2月24日の誕生花 蔓日日草
ツルニチニチソウ(蔓日々草、学名:Vinca major)は、南欧から北アフリカ原産の耐暑性・耐寒性を持つつる性の常緑半低木で、キョウチクトウ科ツルニチニチソウ属に属します。その茎は地を這い、節から根を下ろし、広がります。春から初夏にかけて、立ち上がる茎の葉腋から淡青色から紫色、または白の花を咲かせ、視覚的な魅力を放ちます。花は1~2日で萎んでしまうのですが、その後も次々と新たな花が咲きます。葉は卵型で、美しい光沢があります。斑入りの品種も存在し、これらは観賞植物として用いられます。
花言葉
ツルニチニチソウの花言葉は「幼馴染み」です。この花言葉は、蔓性で密集して咲く花々が、子供の頃に仲良く手を繋いで遊んだ友人たち、つまり「幼馴染み」と結びつけられています。この花を贈ることで、長い友情を表現することができます。
メッセージ
ツルニチニチソウを贈るときのメッセージは「いつまでも変わらぬ友情を」や「長い間ありがとう」など、長い間続く関係性を象徴するような言葉がふさわしいでしょう。特に、幼いころからの長い友人関係を祝ったり、感謝の意を伝えたりする際に適しています。
名称
ツルニチニチソウの和名は、つる性で、花が同科のニチニチソウと似ていることから来ています。また、毎日(日々)花を咲かせることもこの名前の由来とされています。一方、学名の「Vinca major」は、ラテン語の「vincire」(巻き付く)と「major」(より大きい)を組み合わせたもので、この植物のつる性と、同属のヒメツルニチニチソウ(Vinca minor)に比べて大きな花と葉を持つことを表しています。
その他
ツルニチニチソウは、花壇のグランドカバーや、プランター、吊り鉢などによく使われます。また、全草に毒性がありますが、薬用にも利用されます。そのため、扱いには注意が必要です。同属のヒメツルニチニチソウと比較すると、ツルニチニチソウは花と葉が大きく、暑さにも強く、繁殖力も旺盛です。これらの特性から、庭や園芸スペースなどでよく見かけます。
2月の誕生花
2月の誕生花一覧
- 木瓜(2月1日)
- ムスカリ(2月2日)
- 節分草(2月3日)
- リューココリーネ(2月4日)
- 睡蓮(2月5日)
- 菜の花(2月6日)
- 梅(2月7日)
- ホトケノザ(2月8日)
- 金盞花(2月9日)
- 沈丁花(2月10日)
- ガーベラ(2月11日)
- アイスランドポピー(2月12日)
- スイートピー(2月13日)
- サイネリア(2月14日)
- ジャノメエリカ(2月15日)
- 寒緋桜(2月16日)
- ギンヨウアカシア(2月17日)
- 春蘭(2月18日)
- 木蓮(2月19日)
- マーガレット(2月20日)
- スミレ(2月21日)
- ハナニラ(2月22日)
- スノーフレーク(2月23日)
- 蔓日日草(2月24日)
- ムスクローズ(2月25日)
- 雪柳(2月26日)
- ギリア(2月27日)
- フリージア(2月28日)
- ロベリア(2月29日)