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2月16日の誕生花 寒緋桜

2月16日の誕生花 寒緋桜
ウィキペディアより

 寒緋桜(カンヒザクラ、学名:Cerasus campanulata)は、バラ科サクラ属の一種で、日本、台湾、中国などが原産地です。3月中旬から咲き始める早咲き品種で、鮮やかな紅色または緋色をした釣鐘型の中輪の花を下向きに10数輪まとめて咲かせます。花びらばかりでなくガクも緋色をしており、その美しさから春の訪れを告げる象徴ともなっています。樹高は亜高木で、日本の本州では樹高4mほどにしか育たないが、台湾では10mを超える高木に成長することもあります。

花言葉

 寒緋桜の花言葉は「優美な愛」です。この花言葉は、その繊細で優雅な花姿と、春の訪れを告げる力強さから生まれたものです。釣鐘型の花が下向きに咲く姿は、愛情を控えめに、しかし深く伝える人の内面の美しさを象徴しています。

メッセージ

 寒緋桜を贈るときのメッセージは、「あなたへの愛情は、この寒緋桜のように優美で深いものです」や、「春の訪れとともに、あなたへの私の愛情を伝えたい」といったような、愛の深さと優雅さを伝えるものが適しています。

名称

 寒緋桜という名前は、旧暦の正月あたりに咲くことから「寒」の文字が付けられ、その花色が鮮やかな緋色であることから「緋桜」を意味する「緋桜」が組み合わせられました。この名前は、その開花の時期と鮮やかな花色を的確に表現しています。

その他

 寒緋桜は、風景樹として公園や道路沿いに植えられることが多いです。特に、花の美しさと開花の早さから、春の訪れを告げる樹木として親しまれています。また、花が落ちるときは花びらが散らず、そのままポトリと落ちることから、桜の散り方とは異なる独自の風情を持っています。