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2月22日の誕生花 ハナニラ

2月22日の誕生花 ハナニラ
ウィキペディアより

 ハナニラ(学名:Ipheion uniflorum)は、ヒガンバナ科ハナニラ属の球根性多年草で、南米原産です。線形の葉とその間から伸びる花茎の先に、漏斗状で先端が6裂した青色、白色の花を春に咲かせます。特徴的なニラのような香りがあり、花は星形で、約3cmの直径を持ちます。非常に丈夫で、手間いらずの植物であり、道端や花壇に植えておいても春になると確実に花を咲かせます。

花言葉

 ハナニラの花言葉は、「耐える愛」です。この花言葉は、ハナニラの堅実な生命力と、春に必ずと言っていいほど美しく花を咲かせる力強さから来ています。この「耐える愛」の花言葉は、挫折や困難に立ち向かいながらも、愛情を失わない強さと忍耐力を象徴しています。

メッセージ

 ハナニラを贈るときのメッセージは、「どんな困難も乗り越えて、あなたを愛し続けます」や「一緒に困難を乗り越えましょう」など、困難な状況でも愛情を失わず、一緒に乗り越える強い意志を伝えるのに適しています。その青く美しい花は、堅実な愛情と耐え抜く力を象徴しています。

名称

 ハナニラの名前は、花の形状とニラのような香りから来ています。ニラ(韮)とは、Allium tuberosumのことで、ハナニラはその花の形状や香りが似ていることからこの名前がつけられました。また、学名のIpheion uniflorumは「単一の花を持つイフェイオン(古代ギリシャの神の名前)」を意味し、花茎の先に一輪だけ花をつける特徴から来ています。

その他

 ハナニラは日本では明治時代に園芸植物として導入され、以来広く栽培されています。植えた場所から自然に広がる繁殖力を持つため、植えっぱなしでも増え続け、春になると一面に花を咲かせます。その手間いらずの性質と、美しい花が春の訪れを告げる役割を果たすことから、ハナニラは多くの人々に愛されています。