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2月15日の誕生花 ジャノメエリカ

2月15日の誕生花 ジャノメエリカ
ウィキペディアより

 ジャノメエリカ(学名:Erica canaliculata)はツツジ科エリカ属の一種で、日本ではエリカ属で最も普及している常緑性の低木です。2mほどの高さに成長し、細い枝を多数分け、葉を3枚ずつ輪生につけます。葉は線形で冬には褐色を帯び、小枝の先端に3個ずつ壺型の桃色の花を咲かせます。花の中央には黒紫色の葯が存在し、これがよく目立つため、「ジャノメエリカ」(蛇の目エリカ)と名付けられました。

花言葉

 ジャノメエリカの花言葉は「秘めたる愛」です。これは、壺型の花が内部に何かを秘めているように見えることから由来しています。また、中心部にある黒紫色の葯が鮮やかに目立つことは、深い感情や強い愛情を秘めていることを表しています。この花言葉は、ジャノメエリカが贈り物として選ばれる際の重要な要素であり、それが贈り物の受取人に対するメッセージを形成します。

メッセージ

 ジャノメエリカを贈るときのメッセージは、「私の心の中にある深い愛を、この花とともに受け取ってください」や、「言葉にできない感情を、この花を通して伝えたいです」など、秘めたる愛や深い感情を表す言葉が適しています。

名称

 ジャノメエリカという名前は、花の中央にある黒紫色の葯が鮮やかに目立つことから、「蛇の目」を意味する「ジャノメ」が付けられました。さらに、この植物がエリカ属であることから「エリカ」が組み合わせられ、「ジャノメエリカ」という名前が生まれました。この名前は、その特徴的な花の形状と色彩を的確に表現しています。

その他

 ジャノメエリカは、鉢植えや切り花として栽培されることが多いです。暖地性の植物ではありますが、耐寒性が強く、伊豆半島や房総半島あたりまでは露地栽培も可能です。この柔軟性と美しさから、庭園や公園、さらには屋内の装飾としてもよく使われています。また、1935年頃に漆間四郎が選別した桃色の濃い品種「レッド・クイーン」は、現在でも広く栽培されており、ジャノメエリカの人気を支えています。