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2月25日 夕刊フジ創刊記念日

夕刊フジ創刊記念日
ウィキペディアより

 2月25日は夕刊フジ創刊記念日

 日付は、1969年(昭和44年)2月25日にタブロイド判で駅売り専門の夕刊紙「夕刊フジ」が創刊されたことから、2月25日とした。

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 夕刊フジは、産業経済新聞社、通称「産経新聞社」が発行する、日本の代表的な夕刊紙であり、関東・近畿地方を中心に即売されています。この新聞は1969年に日本初の駅売りタブロイド紙として創刊され、その後翌年にフジ新聞社として独立しましたが、1987年に産経新聞社に吸収合併されました。

 紙名「夕刊フジ」は、富士山をイメージしたものとされていますが、フジサンケイグループに所属するテレビ局、フジテレビジョンとの関連性も感じられます。実際、産経新聞社やフジテレビの関連性は深く、鹿内信隆氏がフジテレビの開局時に「日本でポピュラーと言えば、桜と富士」としてフジを局名として提唱した背景も存在します。また、夕刊フジの紙名が「フジ」に決まった背景には、関西テレビの社長を兼務していた小林米三氏のアドバイスが影響しています。

 夕刊フジのデザインや見出しには独自性があり、特に題字のデザインは、グラフィックデザイナーの杉山高子氏が手掛けました。オレンジ色を基調とした見出しは、夕刊フジの個性を強調しており、「オレンジ色のニクい奴」というキャッチコピーが使われていました。このオレンジ色の題字は2006年まで使用されていました。

 夕刊フジは、日本の新聞業界において独自の存在感を放っており、その歴史や背景には、多くのエピソードや人々の熱意が込められています。読者にとっては、その鮮やかなオレンジ色の見出しや、タブロイド紙としての独特のフォーマットが、きっと印象的であることでしょう。

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