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1月8日の誕生花 母子草

1月8日の誕生花 母子草
ウィキペディアより

 ハハコグサは、小型で白っぽく見える越年草で、全体が白い綿毛に覆われています。この植物は特に中国からインドの地域に原産で、日本でも道端や畑などによく見られます。ハハコグサは春から初夏にかけて細かい黄色い花を密に咲かせ、その姿はまるで小さな黄色い星の集団が地面に落ちてきたかのようです。

花言葉

 ハハコグサの花言葉は「いつも想う」です。これは、ハハコグサが春の早い時期から花を咲かせ始め、長い間その美しい花を楽しませてくれる特性から来ています。その絶え間ない存在が、心の中で誰かを常に思い続ける情緒を象徴しています。特に、遠くに離れて生活している人への想いや、日々の生活の中で思い続けている大切な人への感情を表現するときにピッタリの花言葉と言えるでしょう。

メッセージ

 ハハコグサを贈るときのメッセージは、「いつもあなたを想っています」や、「あなたのことを忘れません」など、長い時間にわたって心に留めている想いを伝えるのに適しています。また、「離れていても心はいつも一緒にいるよ」など、距離を超えた愛情を表現するのにも用いられます。

名称

 ハハコグサという名前は、茎葉全体に白く軟らかい毛が密生し、花の冠毛も起毛状にほおけ立つことから、「ほほける」を「ははける」と書いたのが由来とされています。また、古名のゴギョウ、オギョウ(御形)という名前は、雛祭りの古い風習で、厄除けのために人形を川に流す習慣が関係しているとされています。

文化

 ハハコグサは、日本の春の七草の一つとして数えられています。これは、春になると最初に地面から姿を現すことから春の到来を告げる象徴とされ、人々に清新な季節の訪れを教えてくれます。特に、新年の祝いとして食事に用いられることがあります。

その他

 ハハコグサの特徴的な形状は、その名前の一部である「コグサ(小麦)」からも窺うことができます。実際、花が終わった後の綿毛が毛羽立つ様子は、小麦の穂が風に揺れる様子に似ているとも言えます。この植物は、その白い綿毛が太陽の光を反射して、遠くからでも目立つ存在感を放っています。