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1月29日の誕生花 ツルバギア

1月29日の誕生花 ツルバギア
ウィキペディアより

 ツルバギア(瑠璃二文字、学名:Tulbaghia violacea)は、南アフリカ、ジンバブエ原産のキジカクシ科ツルバギア属の多年草で、そのすらりとした立ち姿と漏斗形で先端が6深裂した紫色の小花が特徴的です。この花は、アガパンサスを小型にしたような草姿で、シンプルですっきりとした印象を与えます。葉や茎には、ニラなどネギ類に特有の臭いがあり、その芳香が人々を引きつけます。また、暑さや乾燥に強く、長雨にも耐える育てやすさが魅力で、ナチュラルガーデンやコンテナの寄せ植えなど、アガパンサスと同様に利用されます。

花言葉

 ツルバギアの花言葉は「落ち着きある魅力」です。これは、その品のある紫色の花と、すらりとした立ち姿から生まれた言葉で、控えめでありながら深い魅力を秘めた人を象徴しています。この花が秘める魅力は、一見するだけではわからない深みと落ち着きを持っており、それはまるで人間の内面的な美しさや成熟した魅力を表しているかのようです。

メッセージ

 ツルバギアを贈るときのメッセージとしては、「あなたの内面の美しさや成熟した魅力に引きつけられています。あなたのその落ち着きある魅力は、私の心を癒し、希望を与えてくれます。」という意味が込められています。

名称

 ツルバギアは、和名で「瑠璃二文字」(ルリフタモジ)とも呼ばれます。この名前は、その美しい紫色の花が瑠璃色に見えることからきています。また、「二文字」は、その花が二つの色でできていることを指しており、紫色の花びらと白い副花冠が対比をなしています。

その他

 ツルバギアは、球根植物として扱われることが多いですが、実際には宿根草と球根の中間のような性質を持っています。南アフリカには24種が自生し、中でもフラグランス(Tulbaghia simmleri)とビオラセア(T. violacea)の2種がよく栽培されます。甘い芳香を持つフラグランスは切り花としても利用され、四季咲き性が強く春から秋遅くまで咲き続けるビオラセアはガーデニングでよく利用されます。