1月10日の誕生花 スノードロップ
スノードロップ(学名:Galanthus nivalis)は、欧州~西アジア原産のヒガンバナ科マツユキソウ属の球根植物です。冬の終わりから春先にかけて、白くて小さな花を下向きに咲かせる特徴があります。この花は鐘型をしており、その繊細な美しさから多くの人々に愛されています。さらに、スノードロップは全草に毒を持つ植物であるため、その美しさとは裏腹に扱いには注意が必要です。
花言葉
スノードロップの花言葉は「希望」と「慰め」です。これは、楽園から追放されたアダムとイヴを憐れんだ天使が、雪をこの花に変えて春の訪れを知らせたという伝説からきています。また、「初恋のため息」もその花言葉とされています。これらの花言葉から、スノードロップは新たな希望を抱き、前に進む力をくれる花として、また失恋を慰める花として、様々な場面で贈られます。
メッセージ
スノードロップを贈るときのメッセージは、「これからの希望を共に」という意味を込めることができます。冬の終わりを告げ、新たな生命の息吹を感じさせるスノードロップは、新たなスタートや希望を抱く人々への応援メッセージとしても最適です。また、その繊細な美しさは、静かな愛情を示す象徴ともなります。
名称
スノードロップの学名「Galanthus nivalis」は、「乳のような白い花」を意味する「Galanthus」と、「雪の中や近くに成長する」を意味する「nivalis」から来ています。「スノードロップ」の呼称は16世紀から17世紀にかけて人気のあった涙滴型の真珠のイヤリングであるドイツのSchneetropfen(Snow-drop)に由来しています。日本では「待雪草(マツユキソウ)」とも呼ばれ、その名前には雪を待つ草、すなわち春を待つ草という意味が込められています。
その他
スノードロップは初冬から春にかけて開花するスプリング・エフェメラル(春の一時的な生物)として知られています。一度咲いた花は朝開いて夜に閉じ、その短い生命を春の訪れと共に終えます。その潔さと美しさから、スノードロップは春の訪れを告げる象徴的な花とされています。
1月の誕生花
1月の誕生花一覧
- 福寿草(1月1日)
- 日本水仙(1月2日)
- 千両(1月3日)
- シクラメン(1月4日)
- 蠟梅(1月5日)
- スミレ(1月6日)
- 芹(1月7日)
- 母子草(1月8日)
- 一人静(1月9日)
- スノードロップ(1月10日)
- 胡蝶蘭(1月11日)
- 春山茶花(1月12日)
- 水仙(1月13日)
- 小手毬(1月14日)
- パンジー(紫)(1月15日)
- 満作(1月16日)
- ナズナ(1月17日)
- 雪割草(1月18日)
- チオノドクサ(1月19日)
- 椿(赤)(1月20日)
- ピンクッション(1月21日)
- 黄梅(1月22日)
- シロタエギク(1月23日)
- 紅梅(1月24日)
- 椿(白)(1月25日)
- アマリリス(1月26日)
- 雛菊(デイジー)(1月27日)
- 初雪草(1月28日)
- ツルバギア(1月29日)
- サクラソウ(1月30日)
- オンシジウム(1月31日)