1月17日の誕生花 ナズナ
ナズナはアブラナ科の一年草で、冬から春にかけて白い小花を咲かせます。その特徴的な葉形は羽状で深い切れ込みがあり、匙形から尖った羽状、長披針形と、成長段階により変わります。荒れ地や道端、田畑、空き地、庭等に生え、耐寒性が強く、広く分布しています。実の部分は平たい倒三角形で、これが三味線のバチに似ていることから、「ぺんぺん草」や「三味線草」の別名も持ちます。
花言葉
ナズナの花言葉は「あなたに私のすべてを捧げます」です。これは、かつてナズナが苦しい生活をしていた人々の食生活を支え、人々がナズナに対して尽くす気持ちを込めて名付けられたとされています。この花言葉は、贈る人の全面的な愛情や奉仕の気持ちを表し、愛する人への深い敬意と尊敬を伝えるのに最適です。
メッセージ
ナズナを贈るときのメッセージは、「あなたに全てを捧げます」や「あなたのためにすべてを尽くします」などが適しています。これはナズナの花言葉である「あなたに私のすべてを捧げます」を反映しており、贈る人の深い愛情や奉仕の心を示すことができます。
名称
ナズナの和名は、「夏無き菜」、「撫で菜」、「ナジ菜」といった説があります。特に、「夏無き菜」の説は、早春に開花して夏になると枯れることに由来します。「撫で菜」の説は、撫でたいほど小さく可愛らしい花を指すもので、「ナジ菜」の説は朝鮮古語のナジから来ているとされています。
文化
ナズナは、1月7日の七草粥の具材として利用される「春の七草」の一つであり、江戸時代には旧暦4月8日に糸で束ねて行灯の下に吊るし、虫除けのまじないとして使用されていました。また、子供たちにとっては果実が付いた花茎をくるくる回して音を立てる遊びの道具としても親しまれていました。
1月の誕生花
1月の誕生花一覧
- 福寿草(1月1日)
- 日本水仙(1月2日)
- 千両(1月3日)
- シクラメン(1月4日)
- 蠟梅(1月5日)
- スミレ(1月6日)
- 芹(1月7日)
- 母子草(1月8日)
- 一人静(1月9日)
- スノードロップ(1月10日)
- 胡蝶蘭(1月11日)
- 春山茶花(1月12日)
- 水仙(1月13日)
- 小手毬(1月14日)
- パンジー(紫)(1月15日)
- 満作(1月16日)
- ナズナ(1月17日)
- 雪割草(1月18日)
- チオノドクサ(1月19日)
- 椿(赤)(1月20日)
- ピンクッション(1月21日)
- 黄梅(1月22日)
- シロタエギク(1月23日)
- 紅梅(1月24日)
- 椿(白)(1月25日)
- アマリリス(1月26日)
- 雛菊(デイジー)(1月27日)
- 初雪草(1月28日)
- ツルバギア(1月29日)
- サクラソウ(1月30日)
- オンシジウム(1月31日)