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1月22日の誕生花 黄梅

1月22日の誕生花 黄梅
ウィキペディアより

 オウバイ(黄梅、学名:Jasminum nudiflorum)は中国原産のモクセイ科ソケイ属の落葉小低木で、日本にも昔から存在し、寛文年間以前から栽培されているとされています。その名の通り黄色い花を咲かせ、特に2月下旬から4月頃にかけて、他の花がまだ少ない早春の季節に、葉が出る前に美しい花を咲かせます。花は高杯形をしており、先端で5~6裂し、その姿は梅に似ていることから「黄梅」の名がつけられました。また、この花は花冠に毛が無いことから、種小名は「nudiflorum」(「ヌーディフロールム」=裸の花)と名付けられています。その美しい黄色の花は、厳しい冬が終わり、春が近づいてくることを教えてくれます。

花言葉

 オウバイの花言葉は「高貴」です。これは、厳しい冬の寒さを乗り越え、春を先駆けて迎えるその優雅な姿から、高貴な心を象徴していると言われています。また、その美しい黄色い花は、喜びや幸福、そして積極性を表し、新たな始まりを予告する象徴ともされています。

メッセージ

 オウバイを贈るときのメッセージは、「あなたの高貴さを尊敬しています。あなたの内面の美しさが、まるでオウバイのように人々を魅了することでしょう」という意味が込められます。また、新たな始まりを予告するオウバイから、「新たなスタートに最高の幸運がありますように」というメッセージも込められます。

名称

 オウバイの和名「黄梅」は、その黄色い花が同じ時期に咲く梅に似ていることから名付けられました。また、「オウバイ」の名前は、その黄色の花が春を告げる役割を果たすことから、「春を迎える花」という意味が込められています。

その他

 オウバイは様々な形で利用されています。特に中国では生薬として利用され、花は飲むことによって解熱や利尿に用いられています。具体的には、1日あたり3グラムから6グラムの乾燥した花を0.4リットルから0.6リットルの水で半量まで煎じて3回に分けて服用するとされています。また、葉も飲むことによって、できもの・はれものや打ち傷・切り傷などを治すとも言われています。これらの効果から、オウバイは自然の恵みを人々に提供していると言えます。