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10月19日 TOEICの日

 10月19日はTOEICの日。記念日を通して英語の楽しさや自分の英語能力を確認するきっかけにしてほしいとの願いから、日本でTOEIC Programの実施と運営をする一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、TOEIC(1019)」の語呂合わせから、10月19日とした。

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 IIBCのTOEIC Programは、世界中の160カ国で実施されている英語能力評価テストです。このプログラムは、英語を母国語としない人々にとって、国際的なコミュニケーション能力を測定し、キャリアや教育の機会を広げるための重要な手段となっています。

 TOEICの評価方式は合否ではなくスコアで示され、個々の英語力の現在地を正確に把握し、目標設定を容易にすることができます。これにより、受験者は自身の強みや改善点を明確にし、具体的な学習目標を設定することが可能です。

 TOEIC Programには、リスニングとリーディングを測るTOEIC Listening & Reading Test、さらに話す力と書く力を測るTOEIC Speaking & Writing Testsが含まれています。これにより、聞く、読む、話す、書くの4技能すべての英語コミュニケーション能力が総合的に評価されます。また、初級から中級者を対象としたTOEIC Bridgeもあり、こちらは日常生活における英語の聞く・読む能力と話す・書く能力を測定します。

 TOEICは文化的な偏りが少なく、どの国の人でも公平に受験できる設計となっており、実際の生活やビジネスシーンで求められる英語のコミュニケーション能力を測定します。そのため、世界中で広く認知され、多くの企業や教育機関で英語力のスタンダードとして採用されています。

 また、TOEICは年間を通じて多くのテスト日程があり、自身のライフスケジュールに合わせて受験計画を立てやすいです。高いスコアを達成した受験者には「IIBC AWARD OF EXCELLENCE」という表彰制度があり、英語力の優秀な証として認められます。

 TOEIC Programは、個人のキャリアアップ、留学、資格取得など、多岐にわたる目的で利用されており、英語学習のサポートとしても効果的です。このテストを通じて、世界で活躍するための扉を開く一歩となるでしょう。

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