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毎月19日 熟カレーの日

熟カレーの日

 毎月19日は熟カレーの日。江崎グリコの製品「熟カレー」をPRするために、株式会社江崎グリコが制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、(19)」の語呂合わせと、カレールウが毎月20日前後によく売れることから毎月19日とした。ちなみに20日前後に売れるのは、給料日なので材料費の安いカレーライスが食卓に上りやすいからだと言われている。

カレーの豆知識

 元々カレーという名前は、数種類の香辛料を使って肉や魚を煮たインド料理の総称としてヨーロッパ人が付けた名前である。よって、その意味がそのまま使われているインドの人にとって、「カレー」という単語は香辛料を使った煮込み料理全般を言葉であり、日本人の想像するカレーとは全くの別物である。

 ちなみに、カレーはインド→イギリス→日本と伝わってきた料理で、日本には江戸時代後期に入ってきた。

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熟カレーとは

 さあ、一緒に「熟カレー」の世界へ足を踏み入れてみましょう。熟カレーは、何がそんなに特別なのか、何が私たちを魅了するのか。

 まず、この「熟カレー」の調理における最大の特徴は、その「コクのルウ」「香りのルウ」の二種類のルウが使用されている点です。「コクのルウ」は熟成ドミグラスソース入りで、香味野菜やトマトなどをあらかじめ丁寧に煮詰めた結果、じっくりと煮込んだような深いコクが感じられます。一方、「香りのルウ」は、500時間熟成させたスパイスを使用し、ふくよかな香りを提供します。

 しかし、この2つのルウは単純に混ぜ合わせられているわけではありません。それぞれを「別釜仕込み」という、別々の釜で作って最後に2段重ねにするという特許取得の方法で仕込みます。これにより、「コク」と「香り」の両方を最大限に引き出すことが可能となり、それが熟カレーの深みと複雑さを生み出します。

 さらに、「深煎りカカオマス」が用いられることも見逃せません。「深煎りしたカカオマス」をルウ製造過程で加えて加熱すると、味の拡がりとコクの持続が実現されます。この技術もまた特許を取得しており、独自の手法によって「コク」を底上げしています。

 熟カレーは、その味わいの深さと香りの豊かさから、辛さレベルによって異なる個性を持つ3種類のバリエーションがあります。「プレミアム熟カレー甘口」はしっかりとしたコクをベースに、辛さ控えめのやさしい味わいで、辛さが苦手な方にもおすすめです。「プレミアム熟カレー中辛」は深いコクと熟成スパイスのふくよかな香りが絶妙なバランスを成し、「プレミアム熟カレー辛口」はスパイシーな辛さとじっくり煮込んだようなコクと旨みが特徴です。

 このように、熟カレーは一皿で多様な感覚を刺激し、食べる人それぞれに応じた味わいを提供してくれます。また、「完熟トマトのコク&熟成ドミグラスソース プレミアム熟ハヤシ」など、派生商品も存在し、その可能性は無限大です。

 まさに、熟カレーは「深煎りカカオマス」のように、じっくりと時間をかけて熟成させることで、その最良の状態を迎える、まるでワインのような存在なのです。あなたも一度、その深みと香りを体験してみてはいかがでしょうか?その旅路は、味わい深い熟カレーの世界へとあなたを誘います。

記念日とかいろいろ