カレンダーをめくってみれば
~今日は何の日?~

8月1日 やっぱり家の日

 8月1日はやっぱり家の日。ホームファニッシングカンパニーのイケアが制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、より多くの人に「や(8)」っぱりイ(1)エがいちばん」と家の大切さを再認識する機会を持ってほしいという想いの語呂合わせから、8月1日とした。

 また、8月1日は年に一度発行されるイケアの商品カタログが世界各国で一斉に配布される日でもある。

イケアの豆知識

やっぱり家の日

 イケア(IKEA International Group)は、スウェーデン発祥のヨーロッパ・北米・アジア・オセアニアなど世界各地に出店している世界最大の家具量販店。1943年、17歳だった創業者・カンプラードが設立した安売り雑貨店が、元になっている。当時は需要があれば何でも取り扱う店であったが、1947年に地元の家具店と契約して格安販売を開始し成功。1951年以降は完全に家具販売に集中するようになった。販売される商品にはそれぞれスウェーデン語の名前がついている。

 ちなみにIKEAとは"Ingvar Kamprad, Elmtaryd, Agunnaryd"の頭字語で、"Ingvar Kamprad"が創業者の名前、"Elmtaryd"は創業者が育った農場の名称、"Agunnaryd"は、スウェーデン南部のスモーランド地方にある創業者の出身地の都市名。

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 イケアはスウェーデンの小さな片田舎から始まり、現在では世界各地にその名を馳せるホームファニッシングブランドへと成長しました。1943年、わずか17歳のイングヴァル・カンプラードが創業者として立ち上げたこの企業は、最初はペンや財布などの小物を販売する通信販売会社からスタートしました。イケアの名前は、創業者のイニシャル「I.K.」と、彼が育った農場「エルムタリッド(Elmtaryd)」および近くの村「アグナリッド(Agunnaryd)」のイニシャルを組み合わせて名付けられました。

 イケアのビジョンは、「より快適な毎日を、より多くの方々に」提供することです。このビジョンの下、イケアは金銭的に豊かでない人々でも大きな夢を持つことができるよう、優れたデザインと機能性を備えた、丈夫で手頃価格のサステナブルなホームファニッシングソリューションを提供しています。イケアは、商品だけでなく、原材料を調達するコミュニティや、商品がお客様の家庭でサステナブルな生活をサポートする方法など、世界中にポジティブな影響を与えたいと考えています。

 創業以来、イケアはスモーランド地方の人々が持つ、タフで機知に富み、わずかなものを最大限に活用する能力を企業文化の中心に据えてきました。この精神は、イケアの家具のデザインや製品開発、販売戦略にも反映されており、分解して持ち帰り、自宅で組み立てることができる家具など、独創的なソリューションを世に送り出しています。

 イケアが提供するのは、単に家具や家庭用品だけではありません。それは、より良い日常生活を送るためのアイデアやインスピレーションです。イケアは、世界中の人々の生活に積極的に貢献し、より快適で、よりサステナブルな毎日を実現するために努力を続けています。