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~今日は何の日?~

8月1日 夏の省エネルギー総点検の日

 8月1日は夏の省エネルギー総点検の日。8月または9月は1日の電力量が年間最大となりやすいことから、1990年の省エネルギー・省資源対策推進会議で制定された。

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 夏の省エネルギー対策は、地球温暖化の進行を抑えるとともに、電力消費を減らし電気代を節約するためにも非常に重要です。特に夏場はエアコンなどの冷房機器の使用が増えるため、省エネ対策を行うことで大きな節電効果が期待できます。

 まず、エアコンの使用においては、設定温度を28度程度に保つことが推奨されます。また、室内の温度差を大きくしすぎないようにすることで、体調を崩しにくくするとともに、エネルギー消費を抑えることができます。さらに、エアコンのフィルター清掃を定期的に行うことで、エアコンの効率を良くし、無駄な電力消費を減らすことができます。

 窓ガラスへの遮熱フィルムの貼付や、カーテンやブラインドの活用によって、室内への太陽熱の侵入を抑えることも効果的です。これにより、エアコンによる冷却負荷を減らし、省エネ効果を高めることができます。

 また、扇風機やサーキュレーターをエアコンと併用することで、部屋の空気を循環させ、より快適な室温を効率的に保つことができます。これにより、エアコンの設定温度を少し高めにしても、快適に過ごすことが可能になります。

 さらに、電化製品の使用を見直し、待機電力を減らすことや、夜間や早朝の涼しい時間帯に換気を行うことで、自然の涼しさを室内に取り入れることも、省エネにつながります。

 このように、夏の省エネルギー対策は多岐にわたります。日々の生活の中で意識的にこれらの対策を行うことで、地球環境の保護に貢献するとともに、経済的なメリットも享受することができます。積極的な省エネ行動を通じて、快適かつ持続可能な夏を過ごしましょう。

省エネルギー・省資源対策推進会議

 1973年に起きた石油危機を契機として、1974年に設置された委員会。その名の通り、大量消費使い捨ての生活を捨て、無駄を無くした合理的な消費を進めることにより、物を有効に活用する生活へと生活パターンを転換させること、つまり省エネの推進を目的として設置された。設置当初は「資源とエネルギーを大切にする運動本部」という名前だったが、1977年に「省エネルギー・省資源対策推進会議」となった。

記念日とかいろいろ

省庁などが作った記念日