6月4日の誕生石 オドントライト
オドントライトは、動物の骨や歯が結晶化して石になったもので、その見た目がトルコ石に似ていることからボーンターコイズとも呼ばれています。主にトルコ・ブルーの色調を持ち、表面には微細な繊維状の模様が見られることが多いです。モース硬度は5と比較的低めなので、衝撃から保護する必要があります。
石言葉
オドントライトの石言葉は「攻撃と防御」です。これは、石が元々動物の牙や骨であったこと、そしてそれらが生存と生命を守るための重要な部分であったことから来ています。また、この石言葉は、持ち主が困難や挑戦に立ち向かい、自己を保護し強化する力を象徴しています。
パワーストーンの効果
オドントライトは、意欲やチャレンジ精神を向上させるとされ、気持ちを強く前向きにしてくれると信じられています。また、これは太古の獣のパワーが宿るとされ、持ち主の身体を強くし、元気を促すサポートストーンとされています。特に、身体を芯から強くし、歯や骨を強化する効果があると言われています。
歴史
オドントライトは、19世紀半ばに南フランスで採掘されるようになりました。既に絶滅した古代の動物の骨や歯の化石から形成され、トルコ石に良く似た青色を発色します。その美しさと希少性から、非常に価値のある天然石とされています。
伝承
オドントライトは、持ち主に強靭なスピリチュアルパワーを与えると伝えられています。これは、その石がかつて生命力に満ちた生物の一部であったことから来ています。この強力な力が、持ち主の身体や精神を強化し、挑戦や困難に立ち向かう力を与えると言われています。
語源
オドントライトの名前は、ギリシャ語のOdous(歯)とLite(石)から来ています。これは、オドントライトが動物の歯や骨の化石から形成されることを示しています。
その他
オドントライトは、その特異な起源と美しい色調から、独特の魅力を放つ宝石です。しかし、その起源と特性から、取り扱いには注意が必要で、特に衝撃には弱いため、保管や使用には慎重さが求められます。また、その希少性から、高品質のものは珍重され、コレクターの間でも高い評価を得ています。
6月の誕生石
6月の誕生石一覧
- アレキサンドライン・サファイア(アレキ型サファイア)(6月1日)
- アンバー(透明)(6月2日)
- 逆四分ゴールド(6月3日)
- オドントライト(6月4日)
- クリソベリル・アレキサンドライト(6月5日)
- トルマリンレイテッド・クォーツ(針入水晶)(6月6日)
- ピンク・パール(6月7日)
- レイン状インクルージョン内包アクアマリン(6月8日)
- バロック・パール(6月9日)
- クォーツ原石(6月10日)
- ホワイト・ラブラドライト(6月11日)
- マベ・パール(6月12日)
- ウンバライト(マラヤ・ガーネット)(6月13日)
- フラッグ・インクルージョン内包エメラルド(6月14日)
- サードオキニスのカメオ(6月15日)
- ブルー・オパール(6月16日)
- カボッション・カットのアメシスト(6月17日)
- ゴールド・ナゲット(6月18日)
- ベール状液体インクルージョン内包サファイア(6月19日)
- グリーン・フルオーライト(6月20日)
- サーペンテイン(6月21日)
- サンストーン(6月22日)
- ルビー・イン・ゾイサイト(アニョライト)(6月23日)
- ウォーター・オパール(6月24日)
- マラカイト原石(6月25日)
- スぺサルタイト・ガーネット(6月26日)
- マルチカラー・トルマリン(6月27日)
- ブルー・ジルコン(6月28日)
- ジャスパー(6月29日)
- ユーレックサイト・キャッツアイ(6月30日)