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6月12日の誕生石 マベ・パール

6月12日の誕生石 マベ・パール

 マベパールは、鳥が羽を広げたように見える大型のマベ貝(学名:Pteria Penguin)から採取される半円形の真珠です。「Pteria Penguin」はギリシャ語で「ペンギン鳥の翼」という意味で、これはマベ貝が広げた形がペンギンの翼を広げた形に似ていることから名付けられています。なお、「マベ」は沖縄方言で「貝」を意味するとも言われています。

色や特徴

 マベパールの最大の魅力はその美しい色と輝きです。この真珠は、淡いピンクから濃厚なバラ色、ピンクを基調とした虹色、果てはメタリックゴールドまで、鮮やかなナチュラルカラーのバリエーションを持ちます。また、大きさは通常10~30ミリほどで、その形状は主に円形ですが、ドロップ形やハート形など様々な形が存在します。

石言葉

 マベパールの石言葉は「魅力」です。これはマベパールが持つ美しい色彩と独特の輝きが、女性の内面的な魅力を引き立て、より美しく輝かせる力を持つことを象徴しています。それゆえに、この石を身につけることで自身の魅力を最大限に引き出すことが可能となり、周囲の人々に魅力的に映ることでしょう。

パワーストーンの効果

 マベパールは強い保護力を持つとされ、現実を受け入れて強く生きる力を持つ人に与えると言われています。また、この石は精神をリラックスさせる効果も持つとされており、ストレスの多い現代社会で活躍している人々に対して心の安らぎを提供します。マベパールのパワーは、人々が日々の生活における困難や問題を乗り越えるための強さを与え、さらには持つ人の魅力を引き立てる力も持っています。

歴史

 マベパールは、その特異な半円形の形状と美しい色彩から長い間宝石として人々に愛されてきました。特に、養殖の方法が異なるために生まれるその独特の形状は、ジュエリーとしての価値を高めています。その養殖の難しさと希少性から、「幻のパール」とも呼ばれてきました。

伝承

 マベパールの伝承としては、この真珠が生まれるマベ貝が熱帯から亜熱帯、特に日本では奄美大島から沖縄にかけて生息していることが挙げられます。マベ貝は潮流の速い水道部や岬付近の岩礁、サンゴに付着して生息しており、その生息数が少ないため、天然貝の採取は非常に難しいとされています。

その他

 マベパールの母貝であるマベは、大きさが20~30cmと、国内の真珠貝の中では一番大きいとされています。そのため、養殖時には貝殻の内側に直接「核」を挿入し、その核が真珠層で覆われることで、大きさと形状の異なる真珠が生まれます。この特異な養殖方法が、マベパールの独特の魅力を生み出しています。

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