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6月17日の誕生石 カボッション・カットのアメシスト

6月17日の誕生石 カボッション・カットのアメシスト

 カボションカットのアメジストは、その美しいライラックから深い紫色までの色彩と、丸みを帯びた滑らかな表面が特徴です。このカット方法は、石の自然な美しさを引き立て、石本来の光沢や模様を最大限に活かします。アメジストの中でも特に色合いが美しいものや、内部に特異な模様を含むものは、カボションカットによってその魅力を一層引き立てることが可能です。

石言葉

 アメジストの石言葉は「クールな愛」で、その紫色が示すように、高貴で洗練された愛情を表現します。この石は、恋人や家族、友人との絆を深め、真実の愛を守り抜く強さを育ててくれます。純粋な愛を示す心を引き出し、隠された能力や魅力を引き出して高度な次元へと導く力があり、恋愛の成就にも高い効果があるとされています。

パワーストーンの効果

 アメジストは霊的なパワーが強く、持つ者の第六感を高め、創造性を豊かにするとされています。また、邪悪なものから身を守るお守りとしての効果もあります。古代ギリシャ・ローマ時代から「アメシストのグラスで水を飲むと、悪魔が追い払える」とされ、魔除けの力が強いとされています。さらに、お酒を飲む時にアメジストを身につけていると、悪酔いや二日酔いをしないとも言われています。

歴史

 アメジストは古代エジプトでは装飾品や護符として、また、ユダヤの祭司の胸当てに飾られ、キリスト教世界では「司教の石」として、全員がアメジストの指輪をはめていたほどです。また、その美しい紫色から宗教的、霊的権威の高い石とされ、多くの地域で重宝されてきました。

伝承

 アメジストは、古代から「酔わない石」とも呼ばれていました。その名前もギリシャ語の「amethystos」から来ており、その意味は「酔わせない」です。古代ギリシャ人は酔うことを防ぐためにアメジストを使ってワインを飲むグラスを作ったという伝説があります。

その他

 アメジストは、化学組成式はSiO2で、比重は2.66、モース硬度は7とされています。この硬度は、日常生活での使用に耐えられる硬さであり、宝石としてもアクセサリーとしてもよく用いられます。その他の日本での呼び名としては、紫水晶とも呼ばれています。

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