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6月25日の誕生石 マラカイト原石

6月25日の誕生石 マラカイト原石
ウィキペディアより

 マラカイト、または孔雀石は、深い緑色と独特の網目模様が特徴の天然石です。この石は研磨すると縞模様が鮮やかに現れ、原石の状態ではベルベットのような繊維状の光沢感が見られます。その模様が孔雀の羽を思わせることから、日本名は孔雀石と呼ばれています。

石言葉

 マラカイトの石言葉は、「危険な愛情」です。これは、この石が持つ力が危険を察知し、それを回避する方向へ導くことから来ています。愛情が深ければ深いほど、時として危険な道を歩むこともあるでしょう。しかし、マラカイトはその危険を察知し、持ち主を守ると言われています。

パワーストーンの効果

 マラカイトは、持ち主の洞察力を高め、ものごとの成り行きを予見し、安全な方向へと導く力があるとされています。そのため、危険が迫るとこの石が2つに割れるとも伝えられています。また、悪意や嫉妬、中傷から身を守り、ストレスを解消し、心を安らかにする効果もあるとされています。

歴史

 マラカイトは古代から珍重されてきた石で、古代エジプトのクレオパトラがアイシャドウに使っていたとも言われています。また、日本でも高松塚古墳の壁画には、この石を使った緑色の岩絵の具が使用されています。その色と模様から、昔から彫刻や顔料の材料として利用されてきました。

伝承

 マラカイトは、邪気を跳ね返す力が強く、他人からの邪悪なエネルギーを寄せ付けないと伝えられています。古くからヨーロッパでは子供を危険から遠ざけるお守り石として大切にされてきました。これは、マラカイトの持つ「危険を察知する」力によるものでしょう。

語源

 マラカイトの名前の由来は、ギリシャ語の"malache"からきています。これはアオイ科の植物を指す言葉で、マラカイトの美しい緑色がその植物を連想させるからです。

その他

 マラカイトは銅の酸化鉱石で、化学式はCu2CO3(OH)2です。この石は柔らかく、モース硬度は3.5~4とされています。粉末にしても緑色を保つため、彫刻や顔料の材料として広く利用されてきました。その特徴的な模様と美しい緑色から、宝石としてだけでなく、アートの世界でも価値を認められています。

ウィキペディアより

 孔雀石は緑色の鉱物で、化学組成は炭酸水酸化銅、すなわちCu2CO3(OH)2です。銅のサビの主成分と同じ物質で、見かけは皮膜状、粉状、または微結晶の塊として現れます。見た目が似ているブロシャン銅鉱や擬孔雀石とは、酸に溶けるときに泡立つかどうかで区別できます。

 孔雀石は銅を含む鉱物で、銅鉱石が風化して形成されます。その主な産地はロシアのウラル山地と南アフリカで、日本では小規模ですが全国の鉱山で見つけることができます。

 名前は孔雀の羽の模様に似た縞模様からきており、英語の "malachite"はギリシア語のアオイ科の植物を指す単語に由来します。孔雀石は宝石として使われていた歴史があり、今でも美しい塊は磨いて宝飾品に使われます。しかし、柔らかすぎて正式な宝石とは呼べません。

 かつては銅鉱石として利用されたこともありましたが、現在では品位の高い銅鉱石には及ばないためあまり使われていません。しかし、銅を抽出する実験材料としては役立ちます。

 孔雀石の粉末は、顔料や花火の発色剤としても使われます。古代エジプトのクレオパトラがアイシャドーに使ったとも言われています。また、雅楽の楽器、笙の青石としても使われます。

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