6月の誕生石 ムーンストーン
ムーンストーンは、アデュラレッセンスと呼ばれる青色閃光の特性を持つ鉱物です。この特性は、石の表面がまるで月光によって照らされているかのように見せます。ムーンストーンは、真珠のような乳白色から青白色までの範囲の色を持ち、特に背景が無色であると、その美しい青色の光学現象が最もよく現れます。ムーンストーンの最高品質のものは、スリランカで採掘されるものとされています。
石言葉
ムーンストーンの石言葉は「愛の予感」および「純粋な愛」です。この美しい宝石は、愛情の感情と強い絆を象徴し、持つ人に深い愛情と思いやりをもたらすと信じられています。そのため、ムーンストーンは恋人たちの間で人気のある贈り物となり、愛情の深さと真実性を表現する手段として使われます。
パワーストーンの効果
ムーンストーンは、感情を整えるとともに、ストレスや過敏症を和らげる効果があるとされています。さらに、この宝石は女性の一生の節目に役立つともいわれ、優しさ、受容力、直感力などの女性の特性を高めるとされています。男性が持つ場合、それは女性的な側面の良い面を刺激するとされています。
歴史
ムーンストーンは古代から現代まで、多くの文化で神聖視されてきました。古代ローマでは、この石が月光自体から成ると信じられていました。また、インドではムーンストーンを神聖な石とし、それが月の神から来たという信念を持っていました。また、アールヌーボー時代のジュエリーデザイナーたちもこの石を愛し、その美しさと神秘性を引き立てました。
伝承
ムーンストーンは、月の神ダイアナが宿っていると信じられていました。この石は、旅人のお守りとして使用され、愛の行く先を案内するものとされていました。また、ムーンストーンは満月の夜に口にくわえると自分の未来がわかるとも伝えられています。
その他
ムーンストーンの和名は「月長石」で、化学式はKAlSi3O8 - NaAlSi3O8 - CaAl2Si2O8で、これはカリウム、アルミニウム、シリコン、酸素などの元素から成る化合物を示しています。この石は、その美しいアデュラレッセンス効果を最大限に発揮するため、通常、カボションカット(丸みを帯びた形状)で研磨されます。
6月の誕生石
6月の誕生石一覧
- アレキサンドライン・サファイア(アレキ型サファイア)(6月1日)
- アンバー(透明)(6月2日)
- 逆四分ゴールド(6月3日)
- オドントライト(6月4日)
- クリソベリル・アレキサンドライト(6月5日)
- トルマリンレイテッド・クォーツ(針入水晶)(6月6日)
- ピンク・パール(6月7日)
- レイン状インクルージョン内包アクアマリン(6月8日)
- バロック・パール(6月9日)
- クォーツ原石(6月10日)
- ホワイト・ラブラドライト(6月11日)
- マベ・パール(6月12日)
- ウンバライト(マラヤ・ガーネット)(6月13日)
- フラッグ・インクルージョン内包エメラルド(6月14日)
- サードオキニスのカメオ(6月15日)
- ブルー・オパール(6月16日)
- カボッション・カットのアメシスト(6月17日)
- ゴールド・ナゲット(6月18日)
- ベール状液体インクルージョン内包サファイア(6月19日)
- グリーン・フルオーライト(6月20日)
- サーペンテイン(6月21日)
- サンストーン(6月22日)
- ルビー・イン・ゾイサイト(アニョライト)(6月23日)
- ウォーター・オパール(6月24日)
- マラカイト原石(6月25日)
- スぺサルタイト・ガーネット(6月26日)
- マルチカラー・トルマリン(6月27日)
- ブルー・ジルコン(6月28日)
- ジャスパー(6月29日)
- ユーレックサイト・キャッツアイ(6月30日)