6月24日の誕生石 ウォーター・オパール
ウォーターオパールは、その透明感と美しい遊色効果から「水滴のオパール」とも称されています。非常に透明で、内部に色彩が舞っているように見えるため、見る角度によっては火が燃えているようにも見えます。特に、無色透明に近いメキシコ産オパールが「ウォーターオパール」として知られており、その特性から「白メキ」とも呼ばれています。
石言葉
ウォーターオパールの石言葉は、「乙女の恋心」です。清潔で透明感のあるこの石は、純粋な恋心や淡い憧れを象徴しています。恋を始める乙女の心情を映し出し、愛の道を歩む一助となると言われています。
パワーストーンの効果
ウォーターオパールは、その特異なエネルギーが持ち主に幸運をもたらし、希望を与えるとされています。この石が放つ独特な光は、幸せを引き寄せ、持ち主の人生に明るさをもたらします。恋愛や家庭など、さまざまな人間関係において幸せをサポートする力があるとされています。また、眠っていた情熱を呼び覚ます宝石ともされ、恋愛に悩んでいるときに持つことで手助けをしてくれるとも伝えられています。
歴史
オパールは古代から珍重されてきた宝石で、その美しさと神秘性から多くの文化で崇められてきました。しかし、その中でもウォーターオパールはメキシコでしか産出されない希少なオパールで、その特異な透明感と遊色効果から特に重視されてきました。古代の人々は、その独特な輝きを見て神聖な力を感じ、幸運をもたらす石として崇拝していました。
伝承
ウォーターオパールは、持ち主の情熱を呼び覚ます力があると伝えられています。これは、その透明感と内部で舞う色彩が、持ち主の心の中に眠っていた情熱や想いを映し出すからだと言われています。また、この石を身につけると、恋愛に対する悩みや迷いを解消する手助けをしてくれるとも伝えられています。
語源
ウォーターオパールの名前は、その透明感から来ています。水のように透明で、水滴を思わせるその美しさが、「ウォーターオパール」という名前の由来となっています。また、"Opal"という名前自体は、ラテン語の"Opalus"から来ており、これはさらに古代サンスクリット語の"Upala"から派生したもので、どちらも宝石を意味します。
その他
ウォーターオパールは、化学式SiO2・nH2Oの珪酸ゲルが硬化してできた鉱物で、モース硬度は6です。この珪酸ゲルは5~10%の水分を含み、その水分が石内部の微細な隙間に存在することで遊色効果を引き立てます。しかし、その水分が蒸発すると石が割れる可能性があるため、保管には十分な注意が必要です。また、火に近づけると石が損傷する恐れがありますので、その点も注意が必要です。
6月の誕生石
6月の誕生石一覧
- アレキサンドライン・サファイア(アレキ型サファイア)(6月1日)
- アンバー(透明)(6月2日)
- 逆四分ゴールド(6月3日)
- オドントライト(6月4日)
- クリソベリル・アレキサンドライト(6月5日)
- トルマリンレイテッド・クォーツ(針入水晶)(6月6日)
- ピンク・パール(6月7日)
- レイン状インクルージョン内包アクアマリン(6月8日)
- バロック・パール(6月9日)
- クォーツ原石(6月10日)
- ホワイト・ラブラドライト(6月11日)
- マベ・パール(6月12日)
- ウンバライト(マラヤ・ガーネット)(6月13日)
- フラッグ・インクルージョン内包エメラルド(6月14日)
- サードオキニスのカメオ(6月15日)
- ブルー・オパール(6月16日)
- カボッション・カットのアメシスト(6月17日)
- ゴールド・ナゲット(6月18日)
- ベール状液体インクルージョン内包サファイア(6月19日)
- グリーン・フルオーライト(6月20日)
- サーペンテイン(6月21日)
- サンストーン(6月22日)
- ルビー・イン・ゾイサイト(アニョライト)(6月23日)
- ウォーター・オパール(6月24日)
- マラカイト原石(6月25日)
- スぺサルタイト・ガーネット(6月26日)
- マルチカラー・トルマリン(6月27日)
- ブルー・ジルコン(6月28日)
- ジャスパー(6月29日)
- ユーレックサイト・キャッツアイ(6月30日)