6月22日の誕生石 サンストーン
サンストーン(日長石)は、長石グループに属する宝石で、その名の由来はその石自体が太陽のように輝き、日の出や日の入りを思わせる色調からきています。この美しい赤褐色の石は、内部にヘマタイトやレピドクロサイトの微粒子を含むことでその色調を持ち、これらの微粒子が光を反射することで特有のキラキラとした輝き、アベンチュレッセンスを発現します。アベンチュリンフェルドスパーとも呼ばれるこの石は、最上級のジェムストーンとして評価され、その自然な煌めきが大人の魅力を感じさせます。
石言葉
サンストーンの石言葉は「輝き」です。太陽の光を反射し、独特の輝きを放つその姿から、「輝き」の石言葉がつけられました。サンストーンは、持ち主の中に秘められた可能性や能力を引き出し、一歩踏み出す勇気を与えてくれると言われています。その輝きは、持ち主自身が人生を通じて輝くことを象徴しています。
パワーストーンの効果
サンストーンは、その強いエネルギーから「自信を取り戻し、心を温める」スピリチュアル効果があるとされています。また、創造力を引き出し、あらゆる行動の勝利者となるよう導く力も持っているとされています。気分を明るくしたい、前向きな気分や行動力を取り戻したいと願う人にとって、この石は特に力を発揮します。
歴史
サンストーンは古代ギリシャでは「太陽の神」の象刴とされ、特別な石として崇められてきました。それはお守りとして使われたり、毒を中和させる目的で杯や皿にされるなど、人々の生活に密着した存在でした。その歴史からも、サンストーンが持つ強いエネルギーと保護力を理解することができます。
伝承
サンストーンは、「輝き」の石言葉が示すように、持ち主の隠れた才能や能力を引き出す力を持っているとされています。その強力なエネルギーが、持ち主を勝利へと導き、成功をもたらすという伝承もあります。また、自己信頼を高める効果もあり、積極的な行動を促す石ともされています。
その他
サンストーンの英語名はAnorthite(アノーサイト)で、その化学式はCaAl2Si2O8です。結晶系は三斜晶系で、光沢はガラス光沢、硬度は6、比重は2.8で、劈開は二方向に完全です。これらの特性からも、サンストーンがどのような石であるかを理解することができます。
語源
サンストーンの名前はその特徴からきており、ギリシャ語で「太陽の石」という意味のヘリオライト(Heliolite)という別名もあります。日の出や日の入りを思わせる美しい色調と、太陽のような強いエネルギーを持つことから、この名前がつけられました。
6月の誕生石
6月の誕生石一覧
- アレキサンドライン・サファイア(アレキ型サファイア)(6月1日)
- アンバー(透明)(6月2日)
- 逆四分ゴールド(6月3日)
- オドントライト(6月4日)
- クリソベリル・アレキサンドライト(6月5日)
- トルマリンレイテッド・クォーツ(針入水晶)(6月6日)
- ピンク・パール(6月7日)
- レイン状インクルージョン内包アクアマリン(6月8日)
- バロック・パール(6月9日)
- クォーツ原石(6月10日)
- ホワイト・ラブラドライト(6月11日)
- マベ・パール(6月12日)
- ウンバライト(マラヤ・ガーネット)(6月13日)
- フラッグ・インクルージョン内包エメラルド(6月14日)
- サードオキニスのカメオ(6月15日)
- ブルー・オパール(6月16日)
- カボッション・カットのアメシスト(6月17日)
- ゴールド・ナゲット(6月18日)
- ベール状液体インクルージョン内包サファイア(6月19日)
- グリーン・フルオーライト(6月20日)
- サーペンテイン(6月21日)
- サンストーン(6月22日)
- ルビー・イン・ゾイサイト(アニョライト)(6月23日)
- ウォーター・オパール(6月24日)
- マラカイト原石(6月25日)
- スぺサルタイト・ガーネット(6月26日)
- マルチカラー・トルマリン(6月27日)
- ブルー・ジルコン(6月28日)
- ジャスパー(6月29日)
- ユーレックサイト・キャッツアイ(6月30日)