6月2日の誕生花 オダマキ(赤)
オダマキは、キンポウゲ科の植物の一つで、その名前は花の形が糸を巻きつけておく器具、すなわち「オダマキ」に似ていることからつけられました。ラテン語では「アクイレギア」または「アキレギア」とも呼ばれています。オダマキは主に日本や欧州原産で、耐寒性の常緑多年草です。
この植物は、長い葉柄の先にある葉が2回3出複葉で、小葉がさらに裂けることが特徴です。また、花は萼から花弁が伸び、その形状は透明感のあるクラゲに似ています。実際には、花弁に見える部分は萼であり、真の花弁はその内側にあります。オダマキにはいくつかの種類があり、その中には青紫色のミヤマオダマキ(学名:Aquilegia flabellata var. pumila)や紫褐色のヤマオダマキ(学名:Aquilegia buergeriana)などが含まれています。しかし、園芸では花色が豊富な西洋種のセイヨウオダマキ(学名:Aquilegia vulgaris)の品種が一般的に多く見られます。
花言葉
赤いオダマキの花言葉は、「忍耐力」です。これは、オダマキが寒冷地でもしっかりと根を下ろし、長い茎を伸ばして美しい花を咲かせる姿から来ています。この「忍耐力」は、困難な状況でも諦めずに耐え抜く力や、目標に向かって進み続ける力を象徴しています。
メッセージ
赤いオダマキを贈るときのメッセージは、「あなたの強さと忍耐力に感銘を受けています」です。これは、オダマキの花言葉である「忍耐力」を反映したもので、受け取った人が困難な状況に立ち向かい、困難を乗り越えてきたことを評価する意味が込められています。
名称
オダマキの名前の由来は、花の形が麻糸を巻いた器具の「オダマキ」に似ていることから来ています。学名は「Aquilegia」で、キンポウゲ科オダマキ属に分類されています。日本では狭義には「Aquilegia flabellata var. flabellata」を指しますが、広義にはAquilegia全体をオダマキと呼びます。
その他
オダマキは、全草が有毒であるとされています。また、オダマキの花は独特の形状をしており、花弁の後ろに伸びる距が特徴的です。その独特の姿から、西洋では「コロンビン」(鳩)とも呼ばれています。
6月の誕生花
6月の誕生花一覧
- クレマチス(6月1日)
- オダマキ(赤)(6月2日)
- 紫陽花(6月3日)
- カスミソウ(6月4日)
- ホタルブクロ(6月5日)
- ジャーマンアイリス(6月6日)
- アマリリス(6月7日)
- ジャスミン(6月8日)
- 泰山木(6月9日)
- 松葉菊(6月10日)
- ライラック(6月11日)
- ジンジャーリリー(6月12日)
- 紅花(6月13日)
- グラジオラス(6月14日)
- 山法師(6月15日)
- 夏椿(6月16日)
- スイカズラ(6月17日)
- スモークツリー(6月18日)
- 白玉草(6月19日)
- カリブラコア(6月20日)
- 山桃(6月21日)
- 桔梗草(6月22日)
- 紫露草(6月23日)
- セントポーリア(6月24日)
- 昼顔(6月25日)
- ガザニア(6月26日)
- トケイソウ(6月27日)
- 花簪(6月28日)
- アガパンサス(6月29日)
- セージ(6月30日)