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6月10日の誕生花 マツバギク

6月10日の誕生花 マツバギク
ウィキペディアより

 マツバギク(学名:Lampranthus spectabilis)は、南アフリカ原産のハマミズナ科マツバギク属の半耐寒性常緑多年草です。茎は木質化し、地上を這い根元で良く分枝し、その先端が立ち上がります。この植物の特徴的な要素はその葉と花です。葉は多肉質で、断面がやや三角になった棒状をしています。これが名前の由来である「マツバ(松葉)」に似ているとされています。花は一見キクに似ており、花弁は細長く、紫色でやや光沢があります。朝に花が開き、夕方に閉じる特性を持っており、春から夏にかけて長期間にわたって開花を繰り返します。その花色は豊富で、桃色が主ですが、赤や、白、紫、黄、橙色があります。

花言葉

 マツバギクの花言葉は、「順応性」です。これはマツバギクが原生地である南アフリカの厳しい環境に適応し、さまざまな色の花を咲かせることから来ています。この「順応性」は、生命力の強さともつながり、変化に対応し、困難を乗り越えて生きていく力強さを象徴しています。

メッセージ

 マツバギクを贈る際のメッセージは、「あなたの力強さと順応性を讃えます」や「どんな困難も乗り越えていくあなたを応援しています」となります。その生命力と適応性を持つマツバギクからは、変化を恐れず、困難に立ち向かう勇気を与えてくれるメッセージが込められています。

名称

 マツバギクという名前は、その葉の形が松の葉に似ていることからつけられました。また、「ギク」は花の形が菊に似ていることを示しています。これらの特徴から、マツバギク(松葉菊)という名前が生まれ、その姿から連想される名前となっています。

その他

 マツバギクは主にランプランサス属(Lampranthus)のいくつかの種や交配種が市場に出回っていますが、その中にはデロスペルマ系の品種とランプランツス系の品種とがあります。特にデロスペルマ系は耐寒性が強く、「耐寒性マツバギク」とも呼ばれます。ランプランツス系は耐寒性が少し低いですが、どちらの種類も初夏から秋まで断続的に美しいキク型の花を咲かせます。その花色は赤やオレンジ、黄色、白などと豊富で、見た目の美しさから観賞用として広く愛されています。