カレンダーをめくってみれば
~今日は何の日?~

6月28日の誕生花 ハナカンザシ

6月28日の誕生花 ハナカンザシ
ウィキペディアより

 ハナカンザシ(花簪、学名: Rhodanthe chlorocephala ssp. rosea)は、キク科ローダンテ属の一年草で、オーストラリア原産です。草丈は20〜60cm程度で、枝はよく分岐して伸びます。その枝先には、一見すると花弁のように見える、実際は葉が変形した総苞片を持つ、特徴的な形状の頭状花をつけます。この総苞片は白や桃色、濃桃色と、色とりどりで、手触りはカサカサしています。中央には黄色い筒状花が見え、その優雅さから花簪と名付けられました。

花言葉

 ハナカンザシの花言葉は、「思いやり」や「明るい性格」です。この花言葉は、ハナカンザシの優雅で色鮮やかな花が、人々に明るい気持ちや思いやりの心を感じさせることから付けられました。一つ一つの花が小さく、見た目には控えめかもしれませんが、その存在感と鮮やかさが、周囲の人々を思いやりの心で満たし、同時に明るい気持ちにさせるためです。

メッセージ

 ハナカンザシを贈る際のメッセージは、「あなたの心はいつも明るく、思いやりに満ちていることを示します」や、「あなたの存在は、私の心をいつも明るく暖かくしてくれます」などとなります。また、「私はあなたの明るさや思いやりに感謝しています」という感謝の気持ちを伝えるメッセージとしても適しています。

名称

 ハナカンザシという和名は、その花の形が簪(かんざし)に似ていることから来ています。また、赤い蕾が咲く前の花茎の先にあるため、それが花簪という名前の由来となっています。また、「ローダンテ・アンテモイデス」は学名で、「花かんざし」は流通名です。かつてはヘリクリサムやヘリプテルムの一種とされたこともありますが、現在ではローダンテ属に分類されています。

その他

 ハナカンザシは、その可愛らしい外見と花の色彩豊かさから、コンテナの寄せ植えなどによく利用されます。また、枝がよく分枝し、長い期間にわたって花が咲き続ける特性から、ガーデニングでよく使用されます。花の色は主に白で、花径は約2cmで、夜には花が閉じる特性を持ちます。また、乾燥に強い一方で雨には弱く、花が傷みやすいという特性もあります。